入院するにあたって、
衣食住の衣は
患者が自力で賄う必要がある。
前開きのパジャマなんて持っていないし、
バスタオルを病院に何枚も持ち込むと
家で家族が使う分がなくなっちまう。
買いそろえるのは、
置き場所の確保とかもろもろ面倒だ。
と、
パジャマのレンタルを利用したでんと。
大小タオルも使い放題で日額470円也。
申込書には、
「タオル・パジャマの交換は毎日ではありません」
と書いてあったけど、
実際は、レンタル業者さんなのかな?
毎日、棚を確認して回収・補充していってくれた。
ストックは病院の備品庫にあって、
申し込み用紙を病院スタッフに渡したら
すぐに使わせてもらえた。
看護師さんにパジャマがなくなりました、
って言ったら用意してくれたりもした。
退院前日の補充の時に、
もう使わないんで補充はしなくていいです。
って言ったら、
じゃあ、契約を今日でストップしますね。
と、パジャマはまだ着ているのに
一日早く契約上のレンタル終了となった。
470円/日は、地味に負担なのでうれしい限り。
なるほど、と思ったのが、
このレンタルパジャマが
入院患者本人以外を契約者とするところ。
本人を契約者にして、
もし死んじゃったら債権回収が面倒だからね。
世の中、ちゃんと考えられているんだな、と思った。