医師不足がここ最近声高に叫ばれています。医師が不足していることに皆が気がついたのは、今まで医大の医局員という医師達が、不足していた病院へ派遣され見かけ上は医師が不足していない様に対応していた訳で、それがそのやり方ダメですよってことで医師不足が白日の下に明るみになったってことなんですよね。
そんでもって、じゃあ医師増やさないとダメじゃん!ってことで医学部の定員増やしたり、医大の増設考えたり国はしている訳ですが、その一環として歯科医を医師にしようって案も浮上している訳なんです。
歯科医の本音を言えば歯科医が医師になんて怖くて勧められませんね。
確かに、歯科大では口腔外科という科があり、そこで勉強した歯科医はある程度の全身的な医学的知識、経験を積むわけですが、所詮、口腔の疾患中心から派生的に全身の教育がなさている訳で、医学部の全身を診る教育から専門家していく教育の課程とは根本的に違う教育方法なのですね。私が思うに口腔外科を医学部の一つの科にすべきだとも思います。
それはさておき、もう一つ口腔外科を含め歯学部が全身を診れない具体例としては、私の出身大学で実際の話をすると、歯学部にも形だけの内科学という講座があるのですが、その担当教授(もちろん医師)は私に「自分はこの大学で入院を絶対したくない」と言われるんですね、何故かと問えば「糖尿病の患者さんも肝臓病の患者さんも入院時の食事が一緒だからね」と言うのです。こんな例からも歯科大学自体も全身への関心は薄いと言わざる終えません。皆さんは歯科医が医師になんて許せますか?