泣く子も黙る「個別指導」
ちょっと業界話になります。
医師、歯科医師は開業すると保険請求する上で療養担当規則という保険のルールに従って診療しなくてはいけないのです。
病院行って、最初に窓口に保険証出すでしょう。そうすると実際の治療費の3割負担だけで済むのが保険診療なんですね。
ほとんどの開業医は保険診療しているし、保険診療しないと医者は食べていけないという制度なのです。
なので、お上から保険診療の資格取り消すぞって脅されることは生活にかかっているのでビビっちゃうんですね。
その脅しの一つに「個別指導」ってものがあるんですよね。
ま、脅しと言っても国も無謀なことはしませんが、昨今の財政難から医療費抑えようと考えるのは当然でしょうが、保険請求も厳しく査定しようと考える訳です。
世の中悪い奴はどこでもいるもので、医者や歯医者だって例外なくいますね、そういう奴らは明らかな不正請求してる証拠があれば保険請求できなくするのだって当たり前なことですが、様々な理由でその制度に振り回されちゃう善良な医者、歯医者も少なからずいるのです。中には追い詰められて自殺しちゃう方もいるんですよね。これは国会でも追及する議員はいますけど、ほとんどマスコミに取り上げられず一般の人達はほとんど知られていないですね。
その「個別指導」の制度は戦前に作られた健康保険法を基に実施されているので、そのやり方も人権なんて考えなくてもいいよって制度なんですよね。
個別指導で担当する役人は、人によりますが罵声、脅しで戦前の特高警察ばりの振る舞いする人もいて
、困ったことにそれを周りは誰も咎めないんですよ。
最近になって保険医協会さんが、それはおかしいよ、弁護士帯同認めろって抗議の狼煙あげたのが一歩前進ってとこですね。
しっかし、医師会、歯科医師会さんにいたっては、それすらせず医師会、歯科医師会の会員見殺し状態。
もうひとつ、個別指導の場では国からそれぞれの都道府県へ厚生局の役人と医療指導官という恫喝のプロ(全ての医療官がとは言いませんが)が行うのですが、なんせ、悪いことした医者、歯医者をひっぱるだけじゃなく、単に売上が高い奴は悪いことしてるに決まってるという民度の低い考え方でもって、売上上位数パーセントを機械的に割り出して引っ張ってくるんだからおかしいでしょう。
そんなことすると当然、指導する医療官の数が少なくて仕事にならないから、なんと、医師会や歯科医師会に頼んでその時だけ臨時に公務員の資格与えて指導医療官やらせているんだね。
そんな制度、泥棒に泥棒指導しているようなもので、結果、指導も身うちには甘くなったり、気に入らない奴には保険医させなくしたり、はたまた、厚生局の役人と癒着したりしちゃうよね、実際今もままあることだから情けないったらありゃしない。
そうそう、そのこと昔、朝●新聞へおかしくないか聞いてみたことあったけど、そういう制度で運営されていることすら知らないんだね。マスコミもこれだよ、だめだこりゃ。。。。