【必修・総論】2024年の第118回医師国家試験(Brinkman指数、認知症など) | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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今回は2024年実施(第118回)医師国家試験を取り上げます!

4問連続で解いてみてください!!

(解説・コメントは最後に書いてます)

 

118A75

 

118C69,118C70

 

 

 

 

118B47

 

【解説・コメント】

118A75

Brinkman指数の計算問題は歯科医師国家試験でまだ出たことがありません!

要注意です。

1日の喫煙本数✕年数なので、600が正解です。

 

118C69,70

問題文が長いですが、ポイントを読み取れれば簡単です。

認知症の疑いがあるので、認知機能のチェックをするべきでしょう。

したがって、118C69は選択肢cのHDS-Rが正解になります。

認知症(であろう)ことを考えると、ドネペジルを使用することが適切です。

(症状から判断すると、幻視や幻覚があるので、Lewy小体型認知症なのだと考えられます。)

したがって、118C70はaドネペジルが正解になります。

 

ドネペジルはコリンエステラーゼ阻害薬です。

歯科医師国家試験では116C85で問題文中で出題されていましたが、正解選択肢で出題されたことがないので要注意です。

 

【基本知識の確認】

Lewy小体型認知症は、認知症の約10−30%を占めます。

アルツハイマー型認知症(AD)についで2番目に多い認知症です。

Lewy小体という異常なタンパク質が出現することで発症します。

Lewy小体型認知症の主な症状としては、以下の3つを知っておきましょう。

★幻視

★幻覚

★Parkinson病様症状

 

 

118B47

一部負担金が高額になった場合に利用できる制度のことを「高額療養費制度」といいます。

先日のブログで保育士国家試験を取り上げましたが、高額療養費制度は保育士国家試験でも出題されています。

実は薬剤師国家試験、看護師国家試験でも既に出題されているのですが、なぜか歯科医師国家試験で出題されていないんですよね、、、というわけで高額療養費制度は要注意です!

したがって、c③が正解です。

 

高額療養費制度については↑の記事で説明していますのでご覧ください!

 

 

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