第117回歯科医師国家試験合格体験記その11【愛知学院大学(浪人生)】 | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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第117回歯科医師国家試験合格体験記その11

 

ハンドルネーム:キリシタン
出身大学:愛知学院大学

受験した国試:116、117回

 

117回国試の成績

 

116回国試の成績

 

dentalkokushiから

キリシタンさんは昨年116回国試で不合格となりましたが、スパルタゼミのみを受講され、117回国試で見事に合格されました。

116回国試では各論で-3点でしたが、117回国試では各論が288点(+34点UP)になり、しっかり成績を伸ばして合格されました。

 

キリシタンさんはカウンセリングの当初から「予備校に行くつもりはありません」とブレない姿勢を明確にされておられました。このようにブレない姿勢は成績を伸ばすうえでとても重要です。

スパルタゼミでは理由や論理性を重視しますので、キリシタンさんと方向性が一致していたのだと思います。

 

キリシタンさんには毎回とても熱心に授業を聞いて頂き、dentalkokushiもとても楽しく授業をさせて頂きました。

現役時代の反省点も書いて頂きましたので、特に私立大学の現役生と浪人生に参考になる合格体験記だと思います。

 

それではキリシタンさんの合格体験記をお読みください!



○はじめに
初めましてキリシタンです。
私は小学校のお受験、中学校のお受験で勉強に疲れてしまい、中高一貫校に在学中は英検以外は全く勉強せず、大学にはAO入試で合格しました。
ですので、センター試験の勉強は全くしたことがありません。

○dentalkokushi先生を見つけた経緯
私は6年生の9月にTwitterの検索でみつけました。
そのツイートは、国試を多浪していて色々な教材を試した中でも特にオススメのものを紹介するツイートだったのですが、その中でdentalkokushi先生のYouTubeの動画を挙げられていました。
ツイートを見てすぐにYouTubeでdentalkokushiと検索して動画を視聴し始めました。
そして衛生問題集や直前講義が販売されている事を知り購入しました。

(これらの教材のおかげで、現役時の国試の総論が良かったです。そこで説明していた事が何個も出ていた記憶があります。)

○なぜ浪人は予備校に通わずスパルタゼミ受講生になったのか
昨年不合格が決まったときに、歯学部の6年間での自分の勉強方法が悪かったから落ちたのだと思い、問題を解いていく上で自分の思考過程の間違いを指摘してもらう必要性を感じました。
予備校に通った場合、大学と同じような集団授業を受けることになって、自分の間違いを逐一指摘してもらえないだろうし、周囲の人の成績の情報が入ってきていちいち感情が左右されるのが嫌だなと思いました。


6年生の時に強制的に学校が受ける様にいわれた予備校の講義が棒読みで、マーカーで字を塗りつぶす単純作業のような時間だったということもあります。

これは私には合わないと感じたので、予備校という選択肢は消去しました。

dentalkokushi先生の動画をご覧になった方はわかると思いますが、とても感情がこもっていて動画を見ている間ボーッとする事がありません(笑)。
スライドも詰め詰めに書いてあるのではなく、端的にパッと見て分かりやすい様になっていてとても印象深く頭に残りやすいです。

昨年116回の国試では不合格になったのですが、dentalkokushi先生の衛生問題集やYouTubeで何度も言っている定義や正しい思考方法を使うと、一般問題がかなり解きやすかったので、この先生に正しい思考方法を教えていただければ私は合格するだろうと思い、不合格が決まった後にすぐカウンセリングを受けて4月からスパルタゼミの受講生となりました。


○不合格となった6年生時の勉強方法
・4〜7月まで大学は毎週テストがありましたが、表がいっぱいあるレジュメを隅から隅まで暗記して詰め込むような勉強をしてしまいました。

・大学で配布されるレジュメは私には見にくい物が多かったので自分でそれを手書きで綺麗にまとめていました。
(今思うとめっちゃ時間のロスです、、、、)

・エンドやペリオの考え方がわかっていなかった

→変なフローチャートを視覚的に覚えるだけになっており、ペリオやエンドの臨床問題がほとんど解けませんでした。

・上記のような丸暗記勉強に限界を感じ燃えつきてしまい、勉強するのが国試直前にもかかわらず嫌になりました。 

・直前期には大学が依頼した予備校のいろいろな講義が入り予定がめちゃくちゃになりました。

・何が臨床の常識なのかを全く分かっていませんでした。

→そのため、模試の解説をベタ読みしていました。


○成功した浪人中の勉強方法
まず、年間を通してだいたいの日の過ごし方事は、朝9時から30ページだけ必修問題を解く。
月、水、土曜日は10時から自転車で20分くらいのジムに行き運動をする。(国試直前の1月はこの時間を勉強に使いました。)

午後4時から7時はカフェで絶対に勉強する様にする。
(この時間はスパルタゼミの個別指導の復習をして、自分で国試過去問を解き、考え方があっているかなどをdentalkokushi先生にLINEで質問したり、スパルタゼミの動画を見ていました。)

私はアルバイトをしていなかったのでこの様なゆったりとした毎日でした。
今思うと、勉強時間を最低限にしたのがよかったです。

必要のない知識に時間を取られず、スパルタゼミの復習を徹底できたと思います。

4〜8月の過ごし方
2ヶ月でYouTubeとスパルタゼミの受講生限定動画を見ることを目標にして(それなりの量があります)、動画を倍速で見て先生の思考方法を学びました。
スパルタゼミの個別指導は週に1回受けていたので、その授業の復習もしていました。
授業では116回の解き直しをじっくりして頂き、90分間ほぼ口頭試問なので自分の思考方法の誤りをたくさん見つけていただきました。
特にエンドやペリオ、保存で大変誤解をしていたので、毎度の授業で驚く事ばかりでした。
矯正は秒殺で切れる選択肢に気づくと、時間を掛けずに解答することができるので、時間が足りなくなる現象を防止できることも教わりました。
スパルタゼミの授業は過去問研究を徹底したものなので、科目横断的で、他の国家試験で出題されているのに歯科医師国家試験ではまだ出題されていない問題なども教えてくださるのでとても効率的に学べます。

dentalkokushi先生に指摘された事項や先生からオススメされた事は素直に従い、今まで6年間で染み付いてしまっている丸暗記思考を断ち切ろうとけじめをつけるために、6月に先生からオススメされた縁切り神社で有名な京都の安井金比羅宮を参拝しました。
(早く今までの変な表やフローチャートが頭から切り離せますようにと強く願いました。)

9月
DES模試1回目では現役時よりも臨床問題の正答率がかなり上がりましたが、まだまだ間違った思考方法が完全に排除できていない状態でした。

私の場合、変に難しく考えてしまう癖が抜けきれていなかったので、臨床問題だけの偏差値は50に届かずという感じでした。

模試は会場まで受けに行ったのですが、後ろの席の方が数学でも解いているのかと思うほど鉛筆で激しく何かを書いている人に焦ってしまい動揺しました。
授業中にそのことをdentalkokushi先生に相談したところ
「淡々と解いてください。他の人は関係ありません。その人は変な時刻表を書いているだけかもしれません。」
というアドバイスをいただき、淡々と解くという事が私はできていないんだなと気づき、もし国試当日も何が起きてもその考えで乗り切ろうと決心しました。

試験会場で何が起こるか分からないのでその時のメンタルの保ち方も練習しようと思い、2回目3回目の模試も会場で受験しました。

10月
DES模試2回目がありました。
前回の模試では問題を読み飛ばす癖がまだ治っていない事や、簡単な問題を難しく考えてしまい失点しまう事、dentalkokushi先生に言われた通りの選択肢の見方、選び方が完全に徹底的にできていない事が反省点としてあったため、そこを改善しました。
すると各論臨床は偏差値55を超えて、他の一般問題の偏差値も55以上になりました。
問題の読み方、先生の言われた通りの選択肢の見方、選び方でこんなにも点数がぐっと上がるのかと驚きました。
しかし、難しく考えてしまう癖はまだ残っていました。
この頃はスパルタゼミの個別指導の授業の内容の復習に重きをおいて勉強していました。

 

模試1週間前には、今まで受けたスパルタゼミ個別指導の授業内容(先生のメモ書きなどの画像が送られてきます)をGood noteに貼り付けただけのノートを作っていたのでそれをじっくり復習しました。
それ以外の日はスパルタゼミの受講生限定動画や「素朴な問題集」、「衛生問題集」を重点的に勉強していました。


12月
3回目のDES模試では1回目と2回目の模試の反省点を踏まえて、淡々と解くという事をかなり意識したため、今まで受けた模試で一番いい点数をとれました。
不合格の原因となった各論臨床では偏差値60をとれました。総合成績では75.5%をとれました。

1月
間違えた問題を集めたGood noteに保存しているノート

個別指導のときに送られてきた物を貼り付けたノート、
117回向けのスパルタゼミ受講生限定動画

「素朴な問題集」

「衛生問題集」

dentalkokushiの大予言

 

これらを何度も復習しました。

国試直前2週間前からは国試問題を厚生労働省のホームページからダウンロードして本番を意識して問題を解く練習を行いました。

○使った教材
・スパルタゼミで配布される物全て
先生のレジュメは見やすいため、大学時代のように自分でまとめ直す必要がなかったので、Good noteに個別指導で送られてくる画像や文章をはりつけただけで済みました。
またスパルタゼミでもらえる教材もすべてGood noteに保存し、検索ができるようにしました。このおかげで勉強の効率が上がりました。
手書きの紙のノートは作りませんでした。

・パーフェクトマスター
特に矯正、小児、パーシャル、全部床が見やすかったです。

・104回〜116回の国試問題
間違えた問題はGood noteに集約しました。

・Answerの必修
毎朝解くように使いました。
余計な知識を入れたくないため解説は見ませんでした。

・DES模試3回分

 

○国試本番
私はdentalkokushi先生にオススメされた広島会場で受験しました。
広島会場は私の大学時代の知り合いが1人もおらず、無駄な気づかいも必要なくてとても快適でした。
会場では荷物は全て椅子の下に置かなければならないですが、私の場合iPadにすべて教材をまとめていたので、荷物が最小限となり足場も快適でした。

先生が授業中に説明していたことや、特に「素朴な問題集」で先生が説明した事項がたくさん出ました。
私は英語問題を毛嫌いしていましたが、117回向けdentalkokushiの大予言3で、dentalkokushi先生がオドントプラスティとオステオプラスティの定義の説明をしてくださっていたのでB17の英語問題も解けました(笑)

本場では緊張はあまりしていなかったのですが、これで受験人生がようやく終わると感情が強くなりすぎて、いつも行なっていた選択肢の見方が何問かできておらず総論や各論で失点してしまったので、絶対に絶対に淡々と解いてください。
どんなに焦っても先生に言われた通り、問題文を読み飛ばさない、選択肢の見方は徹底して先生に言われた順番で選択肢を見る、難しい方向に考えそうになったら定義を思い出してアンドロメダにいかない、、、、これらの掟を絶対に守ってください。


私は試験開始前までのボーっと待っていなきゃいけない20分間にこれらを頭で言い聞かせていればもっと点数取れたのではないかと後悔しているくらいです。
それくらい先生が教えてくださる問題の解き方で点数は全然変わります。

○さいごに
浪人が決定した時に、周囲に流されるまま予備校に通う選択をせずに、自分の今までの勉強方法と性格などを分析しスパルタゼミだけで一年間勉強すると決心した事が今回の合格に繋がりました。
3点足りなくて落ちた分野では30点以上合格基準を上回る点数で合格できました。
この合格のおかげで自分で選択した事は私にはセンスがあるなと自分に自信も持てました。
 

授業を通して淡々と問題を解くことがいかに大切で、淡々とするには今までの間違った考え方にしがみつかず、頑固にならず素直に先生の忠告を受け入れる事が合格するための鍵だなと思いました。

授業中に先生から問題を出されたときに、私は難しく考えてしまう傾向があり、「それアンドロメダに行ってますよ」と先生が面白い画像を送ってくださった事やこの知識いりますか?と質問するとマイナーな電車の時刻表を例に出して「要らないです。」と笑いもありつつ指導してくださいました。

 

授業中に「説明してください。」と言われると実は毎回緊張していましたが、たまに笑いも提供してくださるので意外に楽しく個別指導の授業を受けられました。
また、授業のおかげで人に伝わるように分かりやすく説明するという練習にもなり、これから患者さんに分かりやすく説明する際には自信を持ってできる気がします。

先生がYouTubeやブログをずっと昔から続けてくださったおかげで、たくさんあるネットの情報からスパルタゼミを見つけ出せました。その事を本当に私は運がいいなと思うし、dentalkokushi先生にはとても感謝しています。
先生を信じて頑張ってよかったです、
一年間ありがとうございました。

研修医も淡々とを心がけて頑張ります。

 

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