第117回歯科医師国家試験合格体験記その9
ハンドルネーム：コウ
出身大学：私立上位2校のどっちか
受験した国試：116、117回
117回国試の成績
116回国試の成績
dentalkokushiから
コウさんは予備校には通学せず、出身大学の聴講生＋スパルタゼミを受講されて、116回国試よりも大幅に点数を伸ばして合格されました。
合格体験記中にも記されていますが、コウさんのお姉様（歯科医師）がdentalkokushiと面識があったことがきっかけでスパルタゼミを受講されたという経緯があります。
私立上位2校（東京歯科大学or昭和大学）の方は合格率が高いのですから、dentalkokushiのような一定のレベル以上の講師（←自画自賛ですｗ）に教わった方が良い結果が出やすいと思います。
これまでdentalkokushiは、ア◯に習ってア◯になる浪人生を数多く見てきました。講師選びは皆さんの権利なので、「講師選びという権利」をしっかり行使しましょう。
特に東京歯科大学と昭和大学の浪人生に参考になる合格体験記だと思います。
それではコウさんの合格体験記をお読みください！
はじめまして。
スパルタゼミを受講し117回歯科医師国家試験に合格したコウです。これから歯科医師国家試験を受験される皆様の参考になれば幸いです。
①当時の状況
実は私は6年生で留年していました。
翌年に卒業までこぎ着けてやっと国家試験を受けられたと思ったら、必修1点落ちで絶望していました。
「これ以上何をしたら受かるんだろう、、」という漠然とした不安と焦り、自分は一生歯医者にはなれないのではないかという恐怖に苛まれました。
②先生との出会い
姉（歯科医師）からの紹介で先生にご連絡し、お願いする形となりました。
姉はスパルタゼミ生だったわけではありませんが先生と面識があり、受験当時から先生のYouTube動画やブログを見ていて、本番でも非常に役に立った経験があり私に勧めてくれました。
③カウンセリング
無料カウンセリングで、今後どうするかのアドバイスを頂きました。当時は某予備校に通おうとしていたのですが（実はカウンセリング日は入学金振込日の前日でした）、先生から「宅浪か大学の聴講生の方が良いですよ。」との助言を頂き、大学の聴講生をしつつスパルタゼミをお願いすることに致しました。
ひどく落ち込んでいたので、先生の「点数自体は悪くないので、勉強の方向性はそんなに間違っていないと思うんですよね」という言葉に救われたのを今でも覚えています。
結果的に、聴講生とスパルタゼミの併用で大大正解だったと思います。今後どうしよう、、と思ってらっしゃる方はまずカウンセリングで全てをお話したら良いと思います。先生は真摯に向き合ってアドバイスをくださいます。
④使用していた教材・受けた模試
Answer全巻（DES）
薬がみえる（MEDIC MEDIA)
公衆衛生がみえる(MEDIC MEDIA）
歯科国試パーフェクトマスター（医歯薬出版）
目で見る総義歯臨床（永末書店）
麻布模試3回分
DES模試3回分
DES必修模試2回分
DESプレ模試
麻布・衛生確認模擬試験
麻布・Web模試
予備校の模試は全て受けましたが、別に模試マニアと言う訳ではないです。不安だったので気休めに模試を受けまくっていただけです。DES模試3回だけで十分だと思いました。
⑤dentalkokushi先生の授業について
最初は国試の復習から始まり、それが終わると前年の国試の復習という流れで進んでいきます。
受講生それぞれに合わせて個別指導を進めて下さるので、心配は全くいらないです。
形式は口頭試問がメインです。
不定期に先生からLINEで送っていただいた他資格の国試の過去問をその場で解いて答える時もあります。
先生は授業中に解説を画像やLINEのコメント等で残して下さるので、非常に復習がしやすいです。私は授業の復習は当日か翌日までに終わらせるようにしていました。頭が弱くすぐに忘れてしまうからです。
先生の動画は、本当に無駄がないと思います。解説では「なぜこうなるのか」をイラストを交えて理由をつけて説明して下さるので、忘れることなく知識を定着させることが出来ました。重要なポイントは強くお話をされているので、そこを押さえていけばよいと思います。
振り返ると先生の授業は、「楽しかったな〜」という印象が強かったです。実際は90分授業でしたが、体感では30分くらいでした。（大袈裟ではなくてほんとにあっという間なんです！）
口頭試問では、私がマヌケな発言をしても先生は詰ったりせずに「ここはこう考えてくださいね」と画像を送って丁寧に指導して下さりました。多少の緊張感はあれど、授業自体を苦痛に思ったことはありませんでした。
スパルタゼミでの口頭試問を通じ、横断的に勉強する大切さを学びました。点と点が繋がって線になる感覚です。脳内でバラバラだった知識が繋がって、問題を解くのも以前より楽になりました。
そういった勉強は学校や予備校で漫然と授業を受けているだけではできなかったと思います。
私のように臨床から離れて長い方は不安があるかもしれませんが、心配ないです。
先生は「まともな歯医者なら普通はこう考えるのです。」と臨床的に、時にご自身の経験談を交えて教えて下さります。また、総義歯の製作やCADCAMの流れなど先生が厳選したオススメのYouTube動画を見れば、イメージが沸きやすくなります。
⑥日頃の勉強方法
「dentalkokushi 講義要旨」と名付けたファイルをGoodnoteで製作し、先生のスライドを貼ってそちらを見ながら動画を繰り返し視聴して勉強していました。
どの動画も、国試当日までに最低4回は見ていました。ただ、何周するかが大事なのではなく頭に入っていればそれで良いので「さすがにもう覚えたな〜」と思えるまで繰り返し見たら良いと思います。
私は手元のスライドを見ながら動画を視聴しないと気が済まない性分でしたので、歩行中や作業しながら動画を聞くということはそんなにしませんでした。
動画視聴以外はAnswerを解いたり、「衛生問題集」や「素朴な問題集」（主に必修対策用の問題集）を解いたりしていました。先生の個別指導のときに過去問や問題集で分からない点をお聞きしていました。
他の方も合格体験記で書かれていますが、dentalkokushi先生の「衛生問題集」と「素朴な問題集」は本当に凄いです。
衛生は範囲が広く、大学の先生は「衛生を制すものは国試を制す」と仰っていましたが、保険、年金などごっちゃになりやすい箇所もわかりやすい解説ですんなり頭に入る感覚がありました。
「素朴な問題集」は、基礎系の問題も多く含んでいて基礎苦手系女子だった私にはほんとに助かりました。問題集は何度も解いて、「ここは苦手だな〜」と思う箇所は該当する動画を見たりして、知識を確かなものにすることができました。
夏くらいにはまだ心の余裕があったので、先生の過去のブログを全てチェックし、そこに載っていた他職種の過去問も全て解きました。
私は小説を読むのが好きで、もともと文章を読むのが好きなので、先生のブログも楽しくのんびり拝読させて頂きました。
今年は聴講生で大学に残っていたのですが、大学の授業は流石に飽きてしまい、授業中は過去問を解いたり先生のブログを眺めたりして自習時間みたいに過ごしていました。Cafeで勉強するような感覚です。
大学では聴講生は現役生と接点がなく幽霊のような存在だったと思いますが、私がむしろ気が楽で良かったです。1年間楽しく幽霊をさせて頂きました（笑）。
⑦本番の感想・反省点
国試は大学の現役生の方々と混じって団体で受けました。前年は東京工科大学（蒲田）でしたが今年は大正大学（巣鴨）でした。会場が変わったのは個人的にはラッキーだと思いました。
去年の会場だとフラッシュバックして気が動転する不安があったのです。
国試を受けている最中「先生は本当にすごいなー、、、」と思う瞬間が何度もありました。特に先生に習うまでは生理と薬理が苦手で捨てていた時期もあったのですが本番は先生のおかげでほぼ解けました。インプラントも昨年の国試では0点でしたが、今年はきちんと点数が取れました。
（dentalkokushi先生のインプラントの動画と授業はほんとに分かりやすく、助かりました。）
休み時間は、イヤホンで音楽聴きながらdentalkokushi講義要旨をひたすら眺めていました。私は気が小さいので周囲の声（特に答え合わせなど）が耳に入ってしまい、頭が真っ白になってしまうのが怖かったからです。
反省点を挙げるとしたら、緊張で時間配分がおかしくなってしまったことです。
元々、必修1問解くのに15〜20分かけてしまうような癖があり先生にも「やめた方がいいです！そんなに長く考えても当たらないですよ。」と注意を頂いていたのですが、本番でもその異常行動をしてしまっていました。
必修問題に対する執着が強すぎたのだと思います。山ほど模試を受けたのに治らなかったなーと思うと悔しい気持ちもあります。
⑧メンタルの維持
国試浪人が決まってからは精神的に本当に辛い日々でした。
ただ私は聴講生の友達、日頃から相談に乗って頂いた大学の先生、dentalkokushi先生の存在に救われました。
国試落ちした人にしか分からない心の痛みがあると私は思いますし、それを共有する事で緩和されていた気がします。
聴講生の皆とは楽しく雑談したり、口頭試問したり模試の復習を一緒にしたりしました。結果的に全員受かりましたし、あの時やったことが報われて良かったな〜と思います。
ちなみに「私の反省」というdentalkokushi先生の過去が明かされる受講生限定動画があるのですが、その動画内で先生が「1度決めたことはやり通した方がいいです。」と仰っていたのが心に残っていて、辛い時は思い出して「合格するまでは諦めない、、」と自身にブツブツ言い聞かせていました。
⑨ここまで読んでくださった方へ
「スパルタ」という単語や動画での若干強めな口調にに少し怖さを覚える方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際私は怒鳴られたり叱責されたことはなかったですし、先生に恐怖を抱いたこともありませんでした。
強めにお話されているのは、生徒に受かって欲しいという気持ちの現れだと思います。私の中では「丁寧で生徒思いなちいかわ好きの可愛い人」みたいなイメージです。
もし今年不合格になってしまって呆然としてしまっている方がいらっしゃるなら、スパルタ先生にご連絡することを強く強くおすすめしたいです。先生を信じついていけば、1年で合格に導いてくださります。
⑩dentalkokushi先生、ならびにお世話になった方々へ
6年生に進級してから国試合格までに3年もかかってしまいました。
3年間見捨てずに自分を支えてくれた家族の皆、劣等生である自分を気にかけてくださった大学の先生にこの場を借りて感謝の意を伝えたいです。ありがとうございました。
そしてdentalkokushi先生なくては合格することはできなかったと強く思います。
私がずっと望んでいた景色を見せて下さりました。
本当に本当にありがとうございました！
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