第116回歯科医師国家試験合格体験記その7【福岡歯科大学:現役合格】 | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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第116回歯科医師国家試験合格体験記その7

 

ハンドルネーム:博多通りもん
出身大学:福岡歯科大学
受験した国試:116回(現役合格)

dentalkokushiから

今回の合格体験記は見事に現役合格された博多通りもんさんです。

合格体験記を読んでいただければお分かりになると思いますが、博多通りもんさんはとても自覚的に行動されており、スパルタゼミでの質問も的を得た質問をされることが多かったのが印象的でした。

 

スパルタゼミではLINEで自由に質問することができますが、質問の内容って結構大事ですからね。

どうでもよい質問をしてくる方がいますが、こういう方は方向性がずれているわけです。

どうでもよい質問に対しては、僕は「その質問どうでもいいです」と返信するので、このように返信された方は方向性がずれていると思ってください。

 

最終的に問題を解くのは自分自身ですので、どのようにすればよいのか?と考えて行動すると良い結果が出やすいです。

博多通りもんさんの合格体験記は現役生に役に立つ合格体験記だと思います。

 

ちなみに僕は福岡に行った時のお土産はいつも博多通りもんです(笑)

博多通りもん、美味しいですよね…

 

 

1、はじめに
116回歯科医師国家試験に合格しました、博多通りもんと申します。
福岡歯科大学の合格率を踏まえて、特に福岡歯科大学の学生の皆さんに参考になるように書かせて頂きます。

2、受講するきっかけ 
CBTを意識し始めた3年生の頃に勉強方法などを検索していたところ、dentalkokushi先生のブログとYouTubeを見つけました。
それからブログとYouTubeをいつも見るようになり、国試を意識し始めた5年生の後半から受講し始めました。

3、使った教材 
iPad(Goodnotes)
ANSWER2023
薬がみえる1、3
公衆衛生がみえる
大学指定の教科書、配布資料
クラウンブリッジテクニック、義歯のテクニック2冊
歯科国試パーフェクトマスター(口腔組織発生、インプラント、小児、矯正)
先生のブログやYouTube、限定動画、メモ
dentalkokkushi先生が講師をした1Dのセミナー
予備校の模試

4、勉強する上で心掛けていたこと
私が心掛けていたことは2つあります。
1つは周りに流されないこと
もう1つは素直に勉強することです。

 

6年生になると予備校の出張講義が時間割に組まれてきましたので、一応受講しました。
でも2回受けただけで、以後私は受けませんでした。
(ちなみに周りは8割くらいの人がずっと受けていたと思います)

その理由は内容が細かいと感じたことと、予備校に通っているはずの既卒生の合格率が非常に悪いからです。

スパルタゼミでは、ドーナツの真ん中しか教えません。
基本中の基本をしっかり頭に入れるからこそ、必修や総論の点数が上がるんだろうと思います。
予備校の講義を完全スルーすることは、実は少し心配になった事もあったのですが(笑)、きちんと合格できたので自分の選択は正しかったと思います。

2つ目の素直に勉強することとは、変に考えて物事を捉える人とかたまにいますが、そうはならない方がいいということです。
dentalkokushi先生は「国試はあなたの意見を聞いてません」とよくおっしゃいますが、その通りだと思います。
自分だったらこうするとか国試は聞いてません。
私は素直に問題を読んで消去法で解くことだけを意識して本番も臨むようにしました。
自分は何が理解できていないのかよく考えて、難しい方向に走らないように注意してください。

5、卒試、国試勉強の進め方について
まずは卒試に受かることを前提に勉強を進めました。

福岡歯科大学は卒試が3回あり、1回受かれば卒業できます。
受けてみた感想としては、簡単な国試の問題改変や授業で強調していたポイントなどが出題されていたため、絞ろうという気はないように思いました。
(確かにマニアックな科目もありましたが、それは削除になるだろうと考え試験中も無視して解きました)

卒試の勉強方法としては、授業プリントや教科書に重きを置き、dentalkokushi先生の動画やメモも並行して勉強していました。
特に重要と言われたところなどは見て分かるようにマークを付けておいたりしました。
また、私は周りがいると気が散るため大学では勉強しませんでした。周りに誘惑されるものなどを置かずに家で勉強していました。

勉強を続けていくと頭も疲れるため、朝にストレッチをしたり合間に筋トレをしたのも良かったと思います。
大学が休みの日は、疲れていたため寝たりリフレッシュしていました。
卒試直前2週間はとにかく詰め込んで資料を読み漁りました。

この勉強方法で1回目の卒試で85%程度取れたため、卒試の勉強は終わりました。

国試の勉強は過去問とdentalkokushi先生のYouTubeやメモ、1Dセミナー、勧められた参考書を中心として勉強しました。
大学の資料は使えそうな教科は見ました。(小児、口外、歯内歯周、放射線など)
マニアックな方向に行っていないか自分で判断できない内容はdentalkokushi先生に聞いたりしました。

「公衆衛生がみえる」や歯科国試パーフェクトマスターは口腔組織や矯正、小児が特に役に立ちました。
パーフェクトマスターは小さいため、国試会場でも場所を取らず見やすかったです。

また、スパルタゼミを受講される際にはiPadの購入を強くお勧めします。
最初はiPhoneのみで受講していましたが、快適に見られる環境になったことでストレスがかなり減りました。

スパルタゼミでは常に強調されますが、過去問研究はめちゃくちゃ大事です。
私は過去7年分くらいをじっくりと勉強しました。
現役生は時間が限られているため、何周もできないだろうと思っていたためです。
広く浅くではなく、大切な問題を見極めながらコスパよく勉強していくことが重要だと国試を受けて実感しました。

不思議だったのが、2回目、3回目と対策していないのに卒試の成績が上がり最後は95%近く取れたことです。
これは先生の動画などが卒試対策にも十分なることが証明された結果だと思いました。
 
ここまで読むとメンタルも安定していて順調そうに聞こえますが、直前の一か月は不安でいっぱいになりました。
朝から晩までスケジュールに書いて、無理のない程度に計画を立てて勉強していました。
先生からやることメモがLINEで送られてきたため、過去問も直近数年分など言われた通りに実行しました。
お風呂やご飯を食べる時も先生のYouTubeを流したりしていました。

6、国試当日
もうやるしかないと自分に言い聞かせ、マークミスだけは絶対しない!と心に誓い会場へ向かいました。

会場に着くと、大学の先生方から応援の声をいただきました。ありがたかったのですが、ここで逆に緊張してしまいました。
謎の先輩方も来ていたりしたので、もし来年受けることになったら会場は別のところにしようとか色々考えました(笑)

会場に着いたらGoodnotes、パーフェクトマスター、配布資料の印をつけておいたところだけを確認しました。
周りは違う大学の人達だったのですが、とてもうるさかったため耳栓かイヤホンは持って行った方がいいと思います。

1日目が終わったあと、手応えがなさすぎたため不安の中帰りました。
帰りの電車の中でも答え合わせをしていた人もいたので、時間をずらして帰るのもいいと思います。
夜はdentalkokushi先生がLINEで送ってくださった内容だけ見てすぐ布団に入りました。
前日もそうでしたが、すぐには眠れず寝ても何度か起きてしまい少し睡眠不足でした。

2日目はあまり大学の人とも会いたくなかったので、早い時間に会場へ向かいました。
1日目と同じように淡々と、マークミスだけはしないで消去法を徹底しました。
2日目も解けた気はしなかったため、手応えはあまり無かったです。

7、国試が終わってから
卒業旅行に行って、国試のことは忘れようと思いましたが、結果がでるまで毎日かなり不安でした。
予備校の採点サービスは結局利用せずに、毎日予定を無理矢理詰め込んだりして当日まで過ごしました。

自分の番号を見つけた瞬間、今までの努力が報われた気がして本当に嬉しかったです。

8、最後に
自分の大学の合格率が低いとかは関係ないです!
結局は自分の行動次第だと思います。

あとdentalkokushi先生のYouTubeは絶対全部何度も見てください。
間違いなく有料級です(笑)
他のよくわからない動画とか見る暇あるなら、dentalkokushi先生の動画とブログだけ見た方がよいです。

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。
皆さんが117回国試で合格される事を心より願っております。