第116回歯科医師国家試験合格体験記その6【東日本の私立大学:浪人生】 | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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第116回歯科医師国家試験合格体験記その6

 

ハンドルネーム:でんでん

出身大学:東日本の私立大学

受験した国試:115回、116回

 

116回国試

 

115回国試

 

dentalkokushiから

でんでんさんは昨年115回で必修が1問足りずに不合格になりましたが、116回国試では成績が大幅に伸び、特に必修は71点という大変素晴らしい成績で合格されました。

 

でんでんさんは大学の聴講生+スパルタゼミで成績が大幅に伸びました。浪人生は伸びないと言う方がいますが、そんなことはありません。

合格体験記でも述べられていますが、余計なことをやらないことが重要なのです。やるべきことをきちんと把握、認識し、やるべきことに勉強時間を配分することでトータルの勉強時間を少なくすることができます。

 

特に浪人生は時間がある分、余計なことをやりがちです。

浪人生の方はでんでんさんの合格体験記を参考にして勉強の方針と勉強の方向性を考えて頂きたいです。

 

それでは大変素晴らしい成績で合格されたでんでんさんの合格体験記をお読みください!

 

 

【はじめに】

私は、115回国試で必修落ちし、スパルタゼミを受講して116回国試で合格しました。

スパルタゼミを受講することになった経緯や浪人中の1日生活、勉強全般、使用した教材、国試を受けた感想について話していこうと思います。

私自身がブログに掲載されているたくさんの合格体験記を読んだことがきっかけでスパルタゼミを受講することを決めたので、今後国試を受験する皆さんの参考になるようにできる限り細かく伝えられるように書いていきたいと思います。

 

 

【スパルタゼミを受講することになった経過について】

実は私がdentalkokushi先生の存在を知ったのは浪人が決まってからでした(笑)

現役の頃はオンラインでの個別指導というものがあることをそもそも知らなかったのです。

 

浪人が決まった当初に考えていたことは、予備校に通学するor大学に残り6年生と同じ授業を現役の時のように受けるという二択でした。

でも現役の時に予備校の授業を何回か受けたことがありましたが私には量が多く、覚えるものがどんどん増えていき復習するので精一杯、復習しても試験で使える知識にすることは私にはできないな、、と思い途中から予備校の授業を受けることすらやめていたのです。

 

6年生のとき、周囲のほとんどの人が予備校の授業を最後まで受けていましたが、その人たちの成績に特に変化が見られませんでしたし、私自身の成績も上がりも下りもせずという感じでしたので私には予備校は合わないと感じました。

 

前述のとおり、115回ではギリギリで不合格になったわけですが、116回では余裕を持って合格したかったのです。

充実した浪人生活を送るために他の何か方法はないだろうかと途方にくれていました。

 

そんな中、「浪人 歯科国試」と検索したところ、一番最初にdentalkokushi先生のブログに掲載されている合格体験記が出てきました。

これをきっかけにたくさんの合格体験記を読ませていただきました。ここまでリアルに浪人生活のことを書かれているものはないと思います。

 

そして、受講生が本当に思ったことを記載した内容なのが文脈からも伝わりとてもとても参考になりました。

スパルタゼミを受講しようと決めた一番の決め手は、国試問題の解説がベースの授業であることでした。

国試の解説書はいろいろ出版されていますが、解説を読んで自分の力でポイントを掴むことはとても難しいと思います。

過去問研究の大事さはdentalkokushi先生が何度もYouTubeでおっしゃっていますが、大事さはわかっていても自分の力には限界を感じることが多いと思います。スパルタゼミを受講して感じたのは、先生の解説の内容がまさに私が求めていたものでした。

 

カウンセリングが無料なこともとても助かりました。先生へ夜中にメールでカウンセリングのお願いをしたのを今でも覚えています。

夜中でも返信がきましたし、カウンセリングもLINEでしてもらえます。地方住みの私にとってオンラインでやり取りできることもとてもよかったです。

 

長くなりましたが以上のことがスパルタゼミを受講するまでの流れです。

 

【一日の生活の流れ】

以上のような経緯があり、私は予備校には通学せず、スパルタゼミのみで1年間を過ごしました。

 

自宅浪人の方は特に生活リズムのためにアルバイトをした方が良いというのは合格体験記を読んで私もそう思いましたが、私は結局1年間ニートでした(笑)

 

でもそうすると本当に時間がありすぎるんですよね。朝早起きしていたわけでもなく10時くらいに起きて、日によっては前日などの復習を午前中にかるーくして、お昼を食べて午後から図書館にいき勉強というのがほとんどでした。

だいたい16時くらまで勉強したりしてそのまま帰宅するか、夜ご飯をたべてその後も少し勉強するかでした。勉強するならだいたい20時、21時くらいまでして帰宅してました。

 

毎日勉強していたわけではありませんし、一日の勉強時間は平均3時間あるかないかでした。机に向かって勉強することはとても少なかったと思います。詳しくは勉強方法のほうで説明したいと思います。

 

振り返るととてもゆるーい一年間を過ごしていたと思います(笑)。

 

このような生活で成績が上がったのは先生がいつもおっしゃっていることを実行できたからだと思います。

全てやろうとしないことが重要なんだと実感しました。ポイントを押さえて勉強し、だらだらやらないことが大事だと思います。

 

 

【勉強内容、通年のペース配分、勉強方法】

先ほど説明したように、机に向かって勉強していたのは少なかったです。ベットの上やお風呂で授業動画、衛生の問題集をよく見ていました。

個別指導の資料はスマホのアプリで管理していたのでスマホをいじる感覚で見返すこともしていました。

 

1年間の勉強内容ですが、4月からスパルタゼミの受講を開始しました。

公開されている動画、受講生限定動画、衛生問題集をすべて目を通すことをノルマにし、6月くらいまでこのノルマと個別指導の復習をしていました。

この時期が1年間で一番勉強をきっちりしてたと思います。また、動画もただ見てるだけでなくメモをとったり、調べながら勉強したことがその後の勉強でとても役に立ちました。

7月8月は基礎系を特に力を入れました。

 

8月に卒試1回目がありましたが(私は大学に在籍はしていて、授業は受けていませんでしたが、6年生の試験は同じように全て受けてました)、結果は不合格でした。

実はこの結果はとてもメンタルに来ましたが、今思えば夏の時点で高得点をとっている必要はないと思いますし、逆に後半に成績が落ちる可能性もあるとも考えたのでよかったです。

結果は不合格でしたが、先生に相談した時にすべて平均を超えていれば大丈夫ですといわれ、私の点数の取り方はきれいに必修、一般、臨実全て平均を超えてました。

また、必修、一般、臨実の順に点数が高かったです。このような成績の方が後半に伸びるし安定してくると現役の時言われたことがあったので勉強の方向性は間違っていなかったのだと思いました。(現役の時は真逆で臨実、一般、必修の順に高くとても不安定な成績でした。基本が弱いと本番何かあった時や削除問題にもうまく合わず不合格になりやすいと思いました)基本がとにかく大事ってことですね(笑)

 

9月から全国模試が始まります。国公立大学の人が臨床実習が終わりに近づき、追い上げがすごくなってくる時期だと思いペースを上げて勉強するようにしました。

勉強の内容はこの時期から本番までほぼ変化はありません。

具体的な内容は、個別指導の復習、受講生限定動画、公開動画、衛生問題集、模試の復習です。

 

私の勉強方法はとてもシンプルだと思います。

個別指導で言われたところ、先生の動画、衛生問題集がメインでした。これらをひたすら自分の言葉で説明できるようにする勉強をしていました。復習の内容も説明できるかどうか、問題の授業で言われたポイントの確認をしていました。

 

【使用した教材】

・スパルタゼミの個別指導の資料

・受講生限定動画、公開動画

・dentalkokushi先生の衛生問題集

・しゃべりまくり薬理

・Answer

・CBT PASS

・歯科国試パーフェクトマスター

 

【116国試を振り返って】

115回を受験した時は本当に時間がありませんでした。

本番でここまで時間がなくなるなんて、、予想よりも時間に余裕がなかったです。

日頃から時間配分の練習をすることはもちろん、無駄な知識がなければ時間には余裕がでるはずです。

116回国試では時間配分に気をつけて速く解くことを心掛けた結果、見直しを含めてもかなり時間が余るようになりました。

 

あとは、普段通り解けるようにすることです。115回の時は丁寧に解こうと急に思ってしまい、一度選んだものを何度も変えたりと普段やらないことをしてしまいました。これも115回で不合格になった原因の一つです

 

本番はとても緊張しますし何が起こるかわかりません。その時のためにルールを自分の中で決めておいたほうがいいと思います。

スパルタゼミでは解き方、迷った時の選び方まで教えてくれます。dentalkokushi先生にいわれたことを忠実に守って勉強すれば必ず合格できると思います。

 

【最後に】

浪人の仕方は様々あると思います。

予備校、大学の授業を受ける、スパルタゼミ、自分で勉強などなど、、予備校に通う方が多いですが、定番のルートにのっかることが必ずしも合格につながるわけではないと思います。

 

1年後に国家試験を受けるのは自分なのでどの方法で勉強するかを自分の意思できちんと選ぶべきです。周りに流されずいいと思ったものを1年間しっかり継続することが成績UPにつながると思います。

 

1年間の浪人生活では勉強以外のことにも活かせる貴重な経験を得られたと思っています。 これから浪人する方も一年後に浪人も悪くなかったと思えたらうれしいです。

 

私の合格体験記が参考になれば幸いです。

長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。