第114回歯科医師国家試験合格体験記その21★現役合格(大阪歯科大学)★ | 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ

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ハンドルネーム:senefie
出身大学:大阪歯科大学
受験した歯科医師国家試験:114回(現役合格)


dentalkokushiから

senefieさんは、スパルタゼミの受講生ではないのですが、衛生系問題集を購入して頂き、12月と1月に実施されたLIVEオンラインセミナー(講師:dentalkokushi、ワンディー株式会社主催)を受講された結果、大変素晴らしい成績で見事に現役で合格されました。

 

senefieさんとはカウンセリングで数回お話をさせて頂きましたが、dentalkokushiのブログや動画をたくさんご覧頂いているとのことでした。私の考え方をきちんと吸収して頂いたことが良い結果につながったと思われます。



1 はじめに
大阪歯科大学出身のsenefieと申します。この度114回国試に現役で合格することができました。
主に大阪歯科大学の5年生と6年生へ向けて学士試験と国家試験を乗り切るポイントなどをお伝えしたいと思います。

2 使った参考書
①2019実践(麻布)
②112回,113回のANSWER(DES)
③NEW TEXT2019(1-6巻)(麻布)
④薬がみえる(MEDIC MEDIA)
vol.1,vol.2,vol.3を使用
→外科や麻酔の勉強で調べるのによく使いました。口腔外科の研修でも早速使いました!

⑤公衆衛生がみえる(2020-2021)(MEDIC MEDIA)
医療法などの法律関連の全体把握に使用
→衛生の学士試験ではこれがタネ本では??

⑥dentalkokushi先生作成の衛生系問題集

3 勉強のやり方
<5年生>
実践の問題の内容1問1問を理解して、該当するNEW TEXTに書きこむ作業していました。
またdentalkokushi先生のYouTube動画を見て問題の考え方や必要な知識も書き込みしてました。
最終的にはこの書き込みNEW TEXTを自身のノートにして、6年生に突入しました。

※5年生での冬以降の臨床知識試験では学士試験の問題が出題されますが、やらなくても合格できると個人的には思っています。
それより国試の問題を理解して、ノートに書きこみ、試験直前に国試問題を解き、ノート内容を詰め込む作業がいちばん重要だと思います。
これは5年生の間に終わらしておくべきかと。。。

<6年生>
学士試験に合格するまでは国試の過去問に触れる機会はあまりありませんでした。。。
→学士試験に合格しないと国試受けれないので。

①講義で出そうなところを把握してその部分をノートにする。
②講義内容の復習
③学士試験の過去問を解いて、わからないところを友人や先生に聞く。
これの繰り返しだったと思います。

テスト直前に出そうなところを頭に叩き込んで、点数拾えるところは拾って、過去問から各講座のクセを把握して、最後は実力勝負ってところです。

①の講義で出そうなところは出席してる友人と一緒に相談して共有するのがいいと思います。結構、聞いてなかったりするので。

③について5年生の国試問題の理解とノート作りが進んでないと、結構ヤバイです。
→学士問題は解答はありますが、解説はないので、自分で論理的思考回路を組み立てていかないといけません。その素地を5年生までに作っておかないと、学士問題を解くのに時間がかかりますし、友人に聞きまくるとウザいと思われます。

4 理想の勉強パターンはこれ??
春休み上旬
A領域の勉強
→後になるとA領域を進める時間や余裕はなくなる。A領域は点数伸びにくいので。特に衛生と理工は出題されるので注意を!

4月中旬-11月
学士の勉強のみ
①講義で出そうなところを把握してその部分をノートにする。
②講義内容の復習
③学士試験の過去問を解いて、わからないところを友人や先生に聞く。
これの繰り返し。

11月以降-国試(学士合格した人)
①B,C領域、必修を中心に国試の問題を解き直す。
②本番に近い形式で問題演習(時間測って、マークシート作って、問題冊子作って)
→今回の国試はこれが役に立ったかも

5 一番しんどい時期
大阪歯科大学は学士試験がⅠとⅡに分かれ、両方合格しないと国試を受けれないのですが、Ⅱの本試験で不合格となり、再試にかかってしまいました。

なぜ不合格になったのか悩みながら分析、セカンドオピニオンをした結果、以下の結論に至りました。

①ケアレスミスが多い。
→わかってる問題を間違えている

②問題を考えこんでしまう悪い癖がついている
→時間を無駄に消費している

結論としては問題を素早く解き、見直すというプランを立てました。ある程度考えてわからない問題は後でもう一回戻ってくる(脳みそをリフレッシュさせる)作戦にしました。

一度全部解いた後にマークの位置ずれてないか、マークする選択肢の数、マークする答えを見直す時間を作らなあかんと思ったので、問題を解く時間のプランを作りました。

できるだけミスをなくす+わからん問題を合わせられるように工夫したという形です。

学士も国試も必修と臨実がとれたら大きくリードできるので(逆に言うとミスは防ぎたい)なので、見直す順番を必修→臨実→一般って感じにしました。


この分析とプランから学士の問題演習を徹底的に行い、直前講義の出そうなところを頭に叩き込みました。
直前講義の暗記では落ちた友人と一緒に口頭試問をして覚えていきました。


6 学士合格ー国試
時間がなかったので、dentalkokokushi先生を信じて以下の内容をしていきました。


①国試の過去問を見直して、全領域の基礎をもう一度確認
②某予備校の必修対策を視聴
③dentalkokushi先生のLIVEオンラインセミナー(ワンディー株式会社主催)の超直前講義を受ける
④本番に近い形式で問題演習(時間測って、マークシート作って、問題冊子作って)

①−③は国試の聞いている基礎や当たり前を確認するのに非常に役立ちました。(dentalkokushi先生のいうドーナツの真ん中ってやつです。)
③の内容は国試で出題されまくったので(笑)感謝感謝です!

④は今回のようなイレギュラーな国試で非常に役立ちました。本番までに体に問題を解く感覚を染み込ませて行ったので、慌てることなく解くことができました。(実際はプラン通りではなかったですが、時間切れなどはなくて最低限の見直しなどもできました)

※国試の本番で113回から臨実がどれかわからへんようになったので、画像がある問題を臨実やと考えて見直すようにしました。

7 最後に
今回合格できたのはdentalkokushi先生の動画の内容をしっかりと遵守して些細な内容に固執せずに勉強を重ねることができたからだと思います。

・過去問研究
→模試は過去問に勝てません。
・ドーナツの真ん中を把握する
→しょーもないことを覚えない
・論理的思考から答えを導く
→消去法を使用
・正答じゃない選択肢の吟味

先生がおっしゃった内容で上記のことがとても印象に残っています!


皆様もdentalkokushi先生の動画や講義を日頃の勉強にたくさん取り入れてみてください。

 

皆様が国試に合格することを心からご祈念申し上げます!