元歯科技工士が暴露する、歯科技工士の結婚・恋愛事情の本音とは? | dental-techniqueのブログ

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元歯科技工士が自らの経験を踏まえて、歯科関係のお話を綴っています。

今回は低賃金・長時間労働の歯科技工士でも結婚はできるのか?というお題にてお話をしたいと思います。

 

僕自身は歯科技工士を務めていた当時、付き合っていた方と結婚しようかと迷っていたのですが、結局は別れて終わってしまいました。

 

原因はやはり経済的な自信がなかったことや、仕事に対して将来的な不安があり、とてもお互いに幸せな結婚生活を続けられるような気がしなかったからです。

 

結婚よりも今の生活を何とかして早く良くしたい、その気持ちでしかなかったように思います。

 

現在は転職をしたことにより、経済手的にも安定したことで心に余裕を持つことができ、結婚をして幸せに暮らしていますが、歯科技工士のままではきっと今の生活はできていないことでしょう。

 

では、僕が歯科技工士をしていた当時の周りの方はどうだったのかをお話します。

 

 

 

歯科技工士の恋愛事情について

 

出会いの場が職場以外に中々ないような状況では、自然と社内恋愛が起こりやすくなるものです。

 

某大手歯科技工所に勤めていたときも、その長時間労働のせいか社内恋愛をしている人が多かったです。

 

独身にいたっては全く問題ないのですが、不倫している人が厄介でした。

 

 

例えば、

 

A夫先輩(所帯持ち) + B子(独身) 

 

どちらも40代。

 

 

この二人は同じ職場でありながらいつも一緒に行動をしていました。

 

どういった神経をしているのか分かりませんが、常に2人の世界に入り込んでいる為、周りの目は一切気にすることなく堂々たるもの。

 

しかしA夫先輩は僕の直属の上司にあたるため知らないふりをするしかありません。

 

注意しなければいけないのは、この二人の関係が密であるため情報量が倍であるということ。

 

A夫先輩のことを少しでも悪く言ったことが、本人ではなくB子の耳に入った場合でも、間違いなくA夫先輩の耳に入るといった構造ができています。

 

僕の経験上、この場合の人間関係の攻略法はA夫先輩よりも、B子の方と仲良くしておくとやりやすくなります。

 

例えば、困っていることや改善したいことをB子に相談すると、何とかしてあげようとA夫先輩に進言して動かしてくれるんですね。

 

余談ですが不倫カップルの使いかたでした(笑)

 

後にこのB子さんは、後から入ってきた20歳の後輩君と、A夫先輩のことをナイショにしたままお付き合いを始め(B子の二股です)、後で2人の関係をを知り怒った20歳の後輩君から、B子の夜のいとなみの様子(あんな顔して実は〇〇するんだ)を暴露されるという公開処刑を受けるはめになりました。

 

 

 

歯科技工士の結婚生活

 

知恵袋なんかを見ているとよく、彼氏が歯科技工士をしているのですが、このまま結婚してもよいのか迷っています、といった投稿をよく見かけます。

 

おそらく多くの歯科技工士さんの年収は、300~350万円程だと思います。

 

そうなると毎月の手取りは17~19万円ほどと推測されます。

 

長時間労働であり、休日も少ないのに低賃金なことが原因なのか、離婚率が高いことも事実です。

 

中には夫婦仲良く生活されている方もいますが、僕の知っている歯科技工士さんはほとんどが離婚されています。

 

 

学生時代にお世話になった先輩技工士さんは、とても勉強熱心な方でした。

 

将来は独立するんだと言って頑張っている姿を見て、僕も将来は独立して一人前の歯科技工士になりたいと思っていました。

 

その方の奥さんは、まだ結婚する前から先輩技工士さんの情熱を支えたいとして、その熱意にほれ込んで結婚したとのことでした。

 

それから約10年後、久しぶりにその先輩技工士さんのことが気になり、フェイスブックで検索してみると見事独立を果たしていました。

 

独身となって・・・

 

 

独立してはいるけれど独身という歯科技工士さんは結構います。

 

やはり歯科技工をやりながら結婚生活を送るのは難しいのかもしれません。

 

それでもお互いを支え合っている歯科技工士さん夫婦を見ると本当に尊敬します。

 

僕が歯科技工士を辞めたのは幼いころに両親が離婚しているためか、将来は温かい家庭をもちたいという考えがあるので、歯科技工士を続けていてはその願いを叶えられないと思い、辞める決意をしたというのが理由の一つでもあります。

 

自分から仕事を取ったら何もないなんて少し寂しいですよね。

 

僕はせめて家族と一緒に生活をしていたいです。

 

 

まとめ

 

若いころはお金だけがすべてじゃない、お金なんて後からついて来るもんだ、なんて思っていました。

 

しかし、そのお金がいつまでたってもついてこない状況に、考えを改めざるを得ないところまで追い詰められることになりました。

 

その結果、なんとか転職をしたおかげで今は夫婦仲良く普通に暮らしていられます。

 

人生で何に重きを置くかで道の開き方も変わってくるとは思いますが、意地にならず早い段階で軌道修正をすることも選択肢のひとつに加えてみるのもいいのかなと思います。

 

では、また。