アドリア海を行く6 in ヴェネツィア 〜この旅、最難関の移動 | でんたくんのブログ

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ゴルフとグルメが大好きなアラフォーです。
瀬戸内海沿岸に生息しています。

今回の旅の相方、欧州好きさんのおかげか、毎日からっと晴天でした。

30℃を超えても、湿度が低いので日陰に入るとラクでした。

トリエステからヴェネツィア(人口27万人)に電車で移動です。

2時間10分、€10.90(≒1,200円)でサンタルチア駅に到着です。

ええ、もちろん歌いましたよ。ト音記号さんた~る~ちぃや~♪


しかし、この上機嫌、ホテル着くまでに一旦挫折しそうになりました...


まず今日のホテルに向かうのですが、運河を渡るために急な階段を登らなければ。。

私のスーツケースは腰丈ほどあり、かなりの重量です。

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この数日の経験上、若めな男性に「手伝ってくださる?」とにこっとすれば運んでくれるはずにこ

ところが、手が痛いと断られた。がちょ~ん泣

おまけに、とにかく蒸し暑い暑い! 大量の蚊蚊が攻撃してくる!

くじけそうになった瞬間、€5で橋の上を運んでくれるアジア系のポーターがいました。

たすかった。


サンタルチア駅から運河をはさんだ向いのHotel Antiche Figureです。


↓↓サンタルチア駅前を通るヴァポレット。右の建物が今日のホテルです。
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ヴェネツィア1泊目と3泊目をここで過ごします。

フロント係が男女問わず、とにかく明るい!おもしろい!親切!


ボンジョルノ! ヴェネツィアは何回目かい?

今夜はスペシャルなお部屋を用意しているよ。

明後日の部屋はここと同じにできるかわからないけれど、今日は特別さっ。

楽しんで行っておくれきら


あとで欧州好きさんがホテルの予約メールを調べたら、予約通りの部屋だったのですが、

気分を盛り上げるイタリアンなトークで上機嫌復活です!


昨日までは各都市で観光案内所に行き、無料の地図やパンフレットをもらいました。

しかし、ベネツィアの観光案内所の地図は有料です。しかも大行列。

やっぱり別格な観光地なのですね。

そこで、ホテルが無料の地図をくれ、観光名所、ヴァポレット(水上バス:12時間で€16)の乗り方、

島めぐりの方法などの説明をしてくれました。


小さいホテルだけど、お客さんへの対応力はぴかイチでした。

フロントの皆さんがとっても楽しそうに笑顔で接客している姿が印象に残り、

忘れられないホテルです。


そうそう、帰国前日に空港近くのホテルに移動しました。

サンタルチア駅からヴァポレット(水上バス)で次の停留所の「ローマ広場」まで行く必要があります。

私の腰丈の重いスーツケースを持ってどうやって移動するか、フロントで相談しました。


1.安全なポーターを呼んでもらい、一緒に徒歩で移動する方法。

  徒歩10分、ポーター代€30(≒3,300円)。

  上手に値切っても€25だね。君の交渉次第だ。


2.タクシー(小型ボート)を呼ぶ方法。

  ドライバーがフロントまで荷物を取りにきてくれる。タクシー代€60(えっ、7分で6,600円??)


3.サンタルチアからヴァポレットで移動する方法。

  例の橋をポーターに頼み、後は自力でヴァポレットにのらなきゃいけない。

  サンタルチアは激しく混雑している上、超過荷物料金が必要かも。


結局、3番にしました。

ヴァポレット内で係員に「どこまで行くの?」と尋ねられましたが、

「ピアッツァローマ」と答えたら「次の駅よ」と教えてくれ、超過荷物料金はセーフでした。

降りるときには、ヨーロッパ男子バラが助けてくれました。

ホントにお世話になりました。