「思い」のリレー。
目の前にある1冊の本。
私たちは本を読むと、著者の考え、「思い」に触れている感覚になる。
しかし。そうではない。僕たちは「思い」をリレーするのだ。
著者から編集者へ。
編集者から営業へ。
営業から書店へ。
書店から読者へ。
目の前にある本は「思い」のリレー、駅伝を走ってきた本。
そんなステキな本との出会いをつくっていきたい。
コレだけで基礎力は十分。
英語3点セットの一部。
センターならこの3つをひたすら徹底してやって、
あとは問題演習に行くだけです。
参考書をあれこれ買うなんて、
一番ダメなパターン。
だって、どの参考書にも同じことが
書いてあるのですから。
センター試験をはじめ、すべての入試問題が
教科書に基づいている以上、そうなるしかないです。
僕のころはNEXT STAGEではなく、
同じ桐原書店の即戦ゼミ3でしたけどね。
これはひたすらに繰り返す、繰り返す。
僕の即戦ゼミ3には、
青い○、緑の○、赤の○、赤の△、赤の☆と
5種類のしるしがついています。
5個ついているやつはチェック5回目でも毎回できなかったやつです。
これをカードにしてひたすらに覚えます。
これだけで入試突破だっ。
長文読解の入門には絶対にコレです。
受験生には超オススメします。
僕はこの参考書と合格英単語を
ひたすら繰り返して、
大嫌いだった英語を突破しました。
1ページごとに
長文読解では必須の構文が出てきます。
構文と単語がわからないから読めないんです。
大学に入ってからが違いますよ。
「求められるのは長文を早く読むチカラ。まずは構文だ!」
受験参考書の中では異彩を放つゴマブックスシリーズ。
その中でも合格英単語はものすごい。
東大合格者アンケートによる、
「東大合格者もこれだけしか覚えていなかった」単語
を600個厳選。
そのひとつひとつに長い解説が尽いている。
600なら覚えられそう。
あとは文の前後の文脈で意味をつかむ。
そんな訓練が大切。
あとは単語の覚え方。
いちばんいいのは、
自分の前に座っている人のイスの
後ろに単語と意味の書いた紙を貼り付ける。
授業中、なにげなく目に入ってきます。
これがいちばん覚えるよ。
ちなみに私のときは、
トイレとか、ベッドの横とかに張っていました。
さらに。
秘策中の秘策は、
「自分の手に書く」です。
これは最高です。
劇的な効果はお試ししていただければわかります。
もし効果がなかった場合、
マジックをお返しします。
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「1900も覚えるなんて無理です!600個で英文は読めるようになる!!」
読めば読むほど怖ろしい。
自分たちが信じていた社会像はいったいなんだったのか。
事件が凶悪化している?と
凶悪事件が低年齢化している?
どうしてわたしたちは根拠もなく
テレビや新聞を信じてしまうのだろう。
この本でもっとも興味深かったのは
第2章の凶悪犯罪に対する世間の対応と
第4章の刑務所の実態だ。
刑務所は、簡単な作業もできない年寄り、病人、外国人で
あふれかえっている。
治安が悪化したのではなく、
福祉が悪化したのだ。
これまで何とか生きてきた社会的弱者を
許容できない社会となりつつあるのだ。
そして、わたしたちは犯罪が身近になっていると怯え、
安全対策に巨額を投じる。
喜んでいるのは、いったい誰なのだろう。
ニート対策に巨額の予算が投じられている。
著者は「本当にそれだけの対策をして、効果があるのか?」
と言っている。
根拠はこうだ。
ニートが増加した(ように見える)のは、
雇用環境の変化が大きいという。
働かずに求職活動を行っていない人のことを
ニートと言うのだが、その中でも
希望型と非希望型に分けられるのだという。
希望型は仕事をすることを希望しているが
仕事をするチャンスがない人。
非希望型は仕事をするチャンスがあっても
仕事をする気がない人。
この中でいわゆる世間的に言う「ニート」は
非希望型の人のことである。
しかしながら統計上の「ニート」には、
希望型が含まれていて、
非希望型のニートはほとんど変化していないのだという。
ということは。
ニート急増というのは、本人の精神的な問題ではなく、
働ける職場がないという、雇用環境の問題であるとするほうが適切だ。
またしても。僕たちが信じている世界は、まるでザルのようだ。
今日から3日連続でメディアの怖ろしさを学びます。
最近になってやたら犯罪や不審者が増えた
なんてイメージで報道されているが、
統計的には、ほとんど増えていないそうだ。
それなのに子どもに防犯ブザーや携帯を持たせるなんて
儲かるのは業者だけだ。
学校は責任をとりたくないから、
学校から子どもを追い出そうとする。
安心、安全を生むのは、
顔の見えるコミュニティだと筆者は言う。
まったく同感。
防犯カメラやパトロールではなく、
ひとりひとりの子どもとの顔の見える関係作りが
一番の防犯になり、一番の非行防止になるのだと、私は強く思う。
POPはこちら。
「防犯ブザーをもたせるのではなく、緊急事態が起こったときには叫ぶことを教える。」
書籍がたくさんあるが、
なんといっても田坂広志さんでしょう。
「なぜ、働くのか?」
仕事の3つの原点から考えなければならない。
「死生観」 生死という深みから仕事を見る
「世界観」 世界という広さから仕事を見る
「歴史観」 歴史という流れから仕事を見る
中高生にはちょっと早すぎるかもしれないが、
「働く」ということを真剣に考えたとき、
田坂さんの言葉をもう一度、考えてみる必要がある。
なぜ、働くのか?
東京・賢治の学校で
鳥山敏子さんと森岡正博さんの講演を聴いた。
たしか1999年1月ではなかったか。
そのときに、
こんな考え方する人がいるんだな~
って率直に思いました。
大阪府立大学で
生命学を専攻する森岡先生。
その著書、ちょっと高かったけど
面白そうなタイトルだったので買いました。
オウム真理教事件を受け、
時代を切った、衝撃の1冊。
宗教でも科学でもない第3の道を
僕たちは歩もうとしているのだ。
自立ではあるが、とてつもなくつらい道のり。
そんな歩みを始めなければならない。
科学も宗教も解決しない問題がこの世の中には
たくさんあるのだから。
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「哲学を学びたい人必読の1冊。宗教でも科学でもない、第3の道とは?」
大好きな小阪祐司さんのチーム論の本。
これは本当に熱いです。
「神話となるチームをつくるには?」
ひとりひとりがヒーローとなる、
そんなチームで仕事ができることほど
幸せなことなないだろうと思う。
この本を読んで、
チームメイトひとりひとりが
また好きになった。
もちろん、家族というチームも。
ひとりひとりがヒーローとなる、
そんなチームをつくろう。
そして、神話となろう。
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「神話となるチーム」を創ってみませんか?
現実に起こる現象は、ひとつの結果です。
結果には原因があり、それはあなたの心の中にあるのです。
本当にそうなんだろう。
僕たちはゆるすことから
始めなくてはならない。
目の前のひとりひとりにゆるしと感謝を。
いま。
僕がいるのはみんなのおかげ。
世界の見方が変わる1冊です。