不正行為より浮気に寛容がデンマークスタイル

YouGov Zaperaが行った世論調査によると、デンマーク人の大多数は、政治家に高いモラルと政治家としてのプロ意識を求めていることが分かった。

脱税や国際会議より休暇を優先させるなど政治家のスキャンダルが続く中、実施された調査では、デンマーク人の半数が、政治家は家族よりも公務を優先させる責任があるとしている。

92％の人が文書偽造を犯した政治家は政界から完全に身を引くべきであると考えており、脱税については90％の人が政界引退すべきとしている。

だが、一方で政治家の不貞行為については寛容なようだ。

不貞を犯した政治家が政治的制裁を受けるべきとしたのはわずか33％で、売春については59％だった。


Source: "Politics and morals, Danish style" on 14 February, The Copenhagen Post Online

バレンタインデーは花よりカード

デンマークの郵便、輸送最大手ポスト・デンマークの調査によると、65％の人がバレンタインデーにはチョコレートや花よりも、ロマンチックな手紙やカードの方が効果的であると答えていることが分かった。

この調査結果から、14日には配達人が手紙の山に直面するはずだが、実際にはバレンタインデーを祝うデンマーク人はわずか15％に過ぎないことが別の調査で明らかになってる。


Source: "A card rather than flowers" on 14 February, The Copenhagen Post Online

4人に1人がパートタイム労働者

1999年から2009年までの10年間で、デンマークのパートタイム労働者の割合が22％から26％に増加していることがデンマーク労働組合連合の発表で明らかになった。正規雇用は全体のわずか4分の3に留まる。

特に男性のパートタイム労働者の増加が著しく、1999年の10％から2009年には15％まで上昇している。一方、女性は35％から38％へと緩やかな上昇だった。

2009年のパートタイム労働者は19,000人増の69万人で、2010年も上昇傾向にあると見られている。とりわけ公的部門のパートタイム雇用が広がっており、その割合は民間のおよそ3倍となっている。


Source: "More Danes working part-time" on 9 February, The Copenhagen Post Online