昨日は、「師」と仰ぐK先生に感謝しました。
つい先日、私の鍼灸施術にとって「師」と仰ぐK先生の訃報をFBやメールを通じて知りました。
K先生は、東洋思想の根幹である「易」の「気と陰陽観」を理論とした独自の鍼灸治療を考案され、40年以上にわたりご自身の会の中心人物として日本の鍼灸業界を牽引してきた鍼灸業界史に名を遺すほどの方です。
私は20代の前半に製薬会社の営業の勤務にストレスによる対人恐怖症から、東洋思想、東洋医学を知るきっかけとなり、特に「気」について興味を持ち、27歳の時に製薬会社を退職し、鍼灸の学校に入学して以来、野口整体、脈診流鍼灸、邪気論、筋診断法、瞑想、4年間にわたるアメリカのスピリチュアルハンズオンヒーリング、9年にわたる健康太極拳、カウンセリング、自己啓発的セミナー、宇宙物理学など、それこそ気の赴くまま学び続けてきましたし、まだ学び続けています。
K先生の治療は鍼灸の学生時代に聞いたことがあるぐらいでした。44歳の時、腰椎分離症の手術を受けるも痛みが改善されない体験から鍼灸を再度しっかり学ぼうと思い、気の概念に基づくK先生の会に入会し、それ以来20回にわたる基礎集中講座を東京まで夜行バスで行ったり、その他応用コース、1泊研修会など数年にわたり参加させていただき、また昨年度は易経入門の講座を受講させていただきました。
現在は、その会には所属はしているものの、つまずきながらも私独自のお灸施術を考案中で、その考え方は会から学んだことが基本になっています。
K先生の御歳は80歳とのことでした。K先生との年まで私もあと20年です。
御葬儀は個人の遺志により、家族のみで行うそうです。
K先生のご逝去は、妻もあきれるほどの肚のすわらない私に対して、鍼灸治療という仕事は、一生を託するに値するものだから仲間と共に鍼灸業界の発展、社会貢献に努めなさいよ、というメッセージを与えてくれた気がしました。
そんな先生に合掌、感謝しました。どうもありがとうございました。
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