言葉は耳から | Cocuklarla

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子供たちとともに・・・

ウチの従業員君たち、ほとんどがトルコの方なのですが



日本人の方が1人います。



この日本人の子がスゴイんです。



マジメによく働いてくれるとてもいい子なのですが・・・



「いい子」って、30を越した一児のパパに対する言葉ではありませんが



あたしやオットより年下だし



ウチのカワイイ従業員君という親しみの意味をこめて



「子」



とさせてもらいますが(笑)



この子、すごいんです。



何がって、彼のトルコ語習得能力が。



恐らく学校のおべんきょ、全然できない子でした。



学生時代、英語なんてきっとできなかったと推測されます。



というか自分でも



「頭悪いから~γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ」



と言うくらいですが



そんな彼が



ウチでトルコ人に囲まれ働くこと3年弱。



トルコ人従業員君たちと



トルコ語でフツーに喋ってる模様。



スゴくね?



もちろんトルコへなんて一度も行ったことありません。



トルコ語をどこかへ習いに行った経験だってありません。



繰り返しますが英語だって話せません。



ただただ



仕事しながら他のバイト君たちとコミュニケーションとるために



それこそ「メルハバ(こんにちは)」から順番に一個ずつ覚えていき



今では



「べん とぅるきぃえぃえ ぎでぃんじぇ こまらないよー!」



とまで言えるくらいのトルコ語力をつけた模様。



細かいことを言うと



「ぎでぃんじぇ」



ではなく



「ぎでーるせむ」



と仮定形にしなくてはいけないけど



分かるから問題なーし。



「困る」「困らない」というトルコ語を知らないため(”ぞる どぅるむんだ かうまむ”ですね)



こんなミックスになったようですが



動詞の語尾変化もできるそうだし



日本語の分かるトルコ人とは何の問題もなく会話できるように。



日本語の得意でないトルコ人の日本語よりも



よほど彼のトルコ語のほうが分かりやすく上手だということなので



ホントにスゴイ!まっしゃーっらーーー!!としか言いようがありません。



やっぱ言語の習得は生きた言葉でないとダメなのかな。



何年も英語やフランス語を勉強したのに



全く身についていない自分の言語能力を振り返ると



反省することしきりです。



とりあえず彼に追い越されないようにトルコ語だけはガンバってみようかな。