たとえ海外に居ても | DEN

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「田」俳句会のブログ

いよいよ梅雨入りとなり、本日は雨は降らないまでも終日蒸し暑く曇り空の一日であったが、遠来の会員も参加し、忙しくも賑やかな句会となった。

景の分からない俳句では作者の意図を限りなく推しはかり、わかりやすい表現に改める、など丁寧な主宰の指導であった。

二次会では主宰より、

「俳句のレベル、モチベーションを維持するためには、季節が巡って同じ句材があっても、去年と同じような句は詠まない事が肝要。それを一年また一年と積み重ねていけば停滞する事はない。同時に、人の句集を読み、自分に無い視点・発想を学ぶことで、たとえ海外に居ても勉強することは出来る」

と、帰国する句友に餞の言葉を贈るのであった。


幸手市権現堂堤、アナベル(紫陽花のアメリカ種)の舞台

清水余人報