金沢、加賀句会、あたたかな一日 | DEN

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「田」俳句会のブログ

2月23日(木祝)天皇誕生日に単身で金沢へ行きました。

 

久しぶりの新幹線は、雪景色に見惚れながら。

雪国で俳句を詠むことについて思いを馳せながら。

 

 

金沢駅の新幹線改札を出てすぐに、あたたかな句友の顔を発見。

ほっと一安心。ここから先のことはすべてお任せでした。

 

鼓門はしっかり写真に収めて。

周囲には観光客と思われる人たちで溢れていました。

 

 

駅に着いた時点ではぱらぱら小雨の空模様でしたが、

兼六園に着いてしばらくすると雲の切れ間から光が差し込みました。

 

 

美しい雪吊。東京の雪吊とは全く違うものだと思いました。

梅はまだ少し早かったですが、紅梅の香りに癒やされました。

途中で鵯が現れ、これがまた人懐こいというか、人を恐れない子でした。かわいい。

 

 

足元には雪が残る中、金沢城公園、尾山神社を巡りました。

尾山神社の梅が今まさに満開という様子で、思わず顔が緩みます。

細見綾子の句碑にも立ち寄ることが出来ました。

 

 

鶏頭を三尺はなれもの思ふ  綾子

 

 

その後句会場へ向かい、お昼を食べて、加賀句会スタート。

お久しぶりの方もはじめましての方もおり、顔を合わせての句会を喜びました。

田誌で句とお名前を拝見しているからか、人見知り気味のわたしもすぐに緊張が解けました。

金沢のみなさまの雪解けのようなあたたかさを感じたからかもしれません。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、また必ず来ます、と言って別れました。

みなさま歓迎してくださり、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!

またお会い出来る日を楽しみにしています。

 

(帰りにポケモンセンター金沢で買った愛猫じゃすへのお土産。

 猫用のおもちゃですが、全く見向きもしません。笑)

 

笠原小百合 記