No.35 金沢だより<8月> | DEN

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「田」俳句会のブログ

滂沱の雨あり、真夏日あり、相変わらずコロナ情報に翻弄される日々ですが、元気な田誌8月号が届きました。読み応えある内容満載。熟読したいと思います。

今回は、わが寺町界隈を彷徨しました。特に「歳時記にしひがし」で採用した季語の現場を日を替え、場所を変えて歩き廻りました。



●病葉

加賀句会の兼題の一つは「病葉」でした。昭和歌謡「川は流れる」(歌 仲宗根美樹)を会員の皆が知っており

♪病葉を 今日も 浮かべて 街の谷 川は流れる~♪

を口遊み、しばし懐かしさに浸りました。


庭の病葉を浮かべて



●茗荷

相棒犬の信玄と散歩して「花茗荷」の咲く庭を3カ所見つけました。茶花になる花茗荷が庭隅に静かに咲くさまは風情があります。


花茗荷


わが家の近くに放置された茗荷畑を発見(隣家の亡くなられたお父さまの畑でした)。お願いして葉茎付きの茗荷を根こそぎ頂きました。食べられないと思っていた「茗荷の花」のレシピが沢山あることを知りました。


茗荷


茗荷の花


茗荷の酢の物



●木槿

底紅がいち早く咲くようです。40年前に住んでいた家に、そのまま生長した底紅が咲いていたのに感動しました。次々に純白、紫、薄紅などの木槿が民家の庭先を彩っています。校庭など生垣の木槿を綺麗に咲かせるには手入れが大切と思いました。


底紅


朱雀記