ゴールデンウィーク最中の5月4日、武蔵野句会が開催されました。
会場そばの井の頭公園は、すでに初夏のよそおい。公園では野外手品やボートで初夏の開放感を堪能する人でにぎわっていました。
幹事のすいかさん他レギュラーメンバーの何人かは旅行やらで欠席。主宰、副主宰はじめ総勢１０名＋欠席投句４名での句会となりました。
冒頭主宰から、この時期の句会は出席がむずかしい人がいるので、来年の5月の武蔵野句会は、第二土曜日に変更してはどうかとのご提案あり、みなさんの賛同を得てそうすることに決めました。やはりゴールデンウィークはまとまった時間が取れるので、海外や国内の旅行（吟行？）にでかける人が増えます。
句会は、「日」、「沢」の席題含め七句投句。上田五千石の「渡り鳥みるみるわれの小さくなり」を彷彿とさせる視点を変じての句や季語に託して語らせる句、写生の効いた句に特選が入りました。句では、みどりの日、昭和の日、こどもの日といったゴールデンウィークならではの季語や新樹、若葉といった初夏の季語が目立ちました。
さあ、ゴールデンウィークもあと一日！井の頭公園の噴水が心にとまる一日でした。
（栄司記）