理想的な歯ならびと 噛み合わせの安定性の確立のために 当院が取り組んでいる方法

33-6)「これじゃあ,かめるようにならない!治らない矯正歯科=歯列矯正治療・・・6) 」

GP= 一般歯科医による
治らない矯正歯科=歯列矯正治療
について特集中
6回目の記事です!

最初から
矯正歯科=歯列矯正治療開始時には
必須である事が常識の
診断資料が採取されてないので
最初がどのような不正咬合であったのか皆
目見当がつきませんので
何ともいえませんが・・・

6) インターディジティションの確立が担保されていない

 

これじゃあかめるようにならないよ!


わたしたち人類の
上下の歯は
Interdigitation= インターディジテーションといって
両の指をお祈りするみたいに
握り合わせたように緊密にかんでいる事が肝心です

もしそうなってないと
杵と杵でお餅をつくように
効率が悪いですし

山と山とぶつかっていては
かみ合わせが安定しないばかりか
お互いが早くすり減ってしまいます
(わたしがいまだ修行中当時の矯正歯科専門院で
歯が上下とも半分以上すり減ってしまった症例を目撃した事があります)

・・・治らない矯正歯科=歯列矯正治療が横行しています

「もう7年も装置をつけっぱなしなのにどこの歯も動いた気配がない」
「逆に口もとが猿やカッパのように飛び出して変な顔にされてしまった」
「全部の歯がしみる」
「歯茎が下がってきた」

・・・から

「割れるように頭が痛い」

・・・といった内容の声が全国から響いてきます

しかたなく中断しても
「そちらがはずしてくれといったんだから返金はない」
等の対応がほとんど・・・

「これまでの7年間と既に支払ってきた数十万円の治療費はいったい何のためだったのだろう」
といった泣き寝入りのため息が数多く風の便りに聞こえてきます

確かに一般歯科医=GPのなかには
ニューヨークにまで矯正の勉強に出掛ける吾人もいるので
何ともいえませんが

現在GPでの矯正歯科=歯列矯正治療は
最も多い方法はピンクのプレートの真ん中にスクリューを取り付けた装置で 
材料屋さんで一番たくさん売れる器具は実にこれらしいのです
(我々矯正歯科=歯列矯正医では唇顎口蓋裂の患者さんにのみたまに使います)
その治癒率は10~20%であるといわれます

6)は次回・・・おたのしみに!

 

 

 

 

 

 

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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member

 



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