理想的な歯ならびと 噛み合わせの安定性の確立のために 当院が取り組んでいる方法

33-5)「治らない矯正歯科=歯列矯正治療・・・5) 」

GP= 一般歯科医による
治らない矯正歯科=歯列矯正治療
について特集中
5回目の記事です!

最初から
矯正歯科=歯列矯正治療開始時には
必須である事が常識の
診断資料が採取されてないので
最初がどのような不正咬合であったのか皆
目見当がつきませんので
何ともいえませんが・・・

5)オーバージェット(OJ)=水平被蓋
オーバーバイト(OB)=垂直被蓋ともに20%
若しくはそれぞれ2mmは??
どのようなエカニクス= 動的方法で達成するつもり?

 

これで歯では出た歯がが治らない!

 

 

 

本症例ではオーバージェット(overjet= OJ)=水平被蓋 7mm
(ちなみに日本矯正歯科学会ではOJ 7mm 以上を上顎前突であると決めている)
オーバーバイト(overbite= OB)=垂直被蓋 4.5mm
これらを改善するための対策が一切講じられていない
(基準値ではOJ, OB ともに2mm が理想)

もしこれ以降の課題にする心算なら
上の奥歯に整形装置であるヘッドギアを装着するとか
下にも装置を入れてII級ゴムを掛ける
あるいは上のみ2本の小臼歯を抜歯するなどの
何らかの対策が必要ですが
何もなされておりません

このままでは
何もおこらないまま
数年が経過してしまうだけでしょう
治療費だけが無駄に支払われてゆく事でしょう

OJ, OB ともに2mm の理想値になって 
相互保護噛み合わせ様式= mutually protected とよばれる,
左右側運動では上下の犬歯同士が
前後運動では4前歯が
アゴの運動をガイドする
噛み合わせ様式が確立され
かみ合わせは安定します 
・・・治らない矯正歯科=歯列矯正治療が横行しています

「もう7年も装置をつけっぱなしなのにどこの歯も動いた気配がない」
「逆に口もとが猿やカッパのように飛び出して変な顔にされてしまった」
「全部の歯がしみる」
「歯茎が下がってきた」

・・・から

「割れるように頭が痛い」

・・・といった内容の声が全国から響いてきます

しかたなく中断しても
「そちらがはずしてくれといったんだから返金はない」
等の対応がほとんど・・・

「これまでの7年間と既に支払ってきた数十万円の治療費はいったい何のためだったのだろう」
といった泣き寝入りのため息が数多く風の便りに聞こえてきます

確かに一般歯科医=GPのなかには
ニューヨークにまで矯正の勉強に出掛ける吾人もいるので
何ともいえませんが

現在GPでの矯正歯科=歯列矯正治療は
最も多い方法はピンクのプレートの真ん中にスクリューを取り付けた装置で 
材料屋さんで一番たくさん売れる器具は実にこれらしいのです
(我々矯正歯科=歯列矯正医では唇顎口蓋裂の患者さんにのみたまに使います)
その治癒率は10~20%であるといわれます

6)は次回・・・おたのしみに!



 

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矯正歯科=歯列矯正のメール相談 : kamakura@dentofaco.jp

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矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正
カマクラデントフェイシャルオーソピディクス
鎌倉市小町1-5-21森ビル3F
call : 0467-22-6702
E-mail : kamakura@dentofaco.jp
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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member

 



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