赤塚不二夫120% | DendrobiumSoundSystemBlog

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おはようございますSHTです(^^)

先日、旅人(howow-40-さん)と会って話して、彼が旅の途中読んでいた本を貸してもらいました。

赤塚不二夫120% (小学館文庫)/小学館

¥500
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赤塚不二夫120%。


赤塚先生が自分語りされてる本なのですが、
久しぶりの読書となる自分でもさくさく読めました(^^)

本読みたいなーって常に思っているんだけども ね。


特に心に残ったところは以下ふたつ。

・一流のモノに触れなさい
・コミュニケーション第一



・一流のモノに触れなさい


「一流の音楽を聴きなさい。一流の映画を観なさい。一流の芝居を観なさい。一流の本を読みなさい」
って言葉が出てきました。

これはマンガの神様・手塚治虫氏(ここでテヅカって書くと妙ねw)が、
トキワ荘の若き漫画家たちに良いマンガを書く為に与えた言葉です。


引き出しをたくさん作って、良いものをたくさんしまっておいて、
それらを創作の種にしなさいってことですね。


手塚先生の言葉に俺ごときがいちいちコメントするのも野暮なことですが、
マンガ描くのに、マンガだけ読んでちゃダメってことなんだと思います。
文学とか映画とか、様々な手法で人間とは何か、世界とは何かが表現されている。
それらを経ないことには、人に向かって表現をするには足りないんです。


(特に読書はするとしないとじゃ脳の作りが根底から変わると思う)


・・・音楽も、ドラムも然り。


漂流人生フルタイムで様々なものを吸収してきたつもりです。
今はそれらをドラムに集約していこうとしているところなのですが・・・


そうなるとドラムだけになってしまって、
なんというか、面白みに欠けるというか、セクシーじゃない。


本も読まなくなるし、はまりはじめていたオペラ鑑賞もストップしちゃったし・・・


ドラムは上手くなったけど、なーんか生活がセクシーじゃないなぁ、
と感じつつ、
それもまたそういう時として、これはこれでいいのだと受け入れるだけなんだなぁ・・・と、思います。





・コミュニケーション第一

一流のモノに多く触れ、自身も素晴らしい作品を作り出し続けた赤塚先生が、
この本を通して言わんとしてることを一言で表すならば、
「コミュニケーション第一」。これ。


・・・耳が痛い。


僕は人とのコミュニケーションが苦手です。
嫌いなわけじゃない。むしろもっとコミュニケーションしたい。
ただなんでもない話しをわいわいと朗らかに、打ち解けてするのに時間と精神力を要するのです。



以前の自分なら赤塚先生が言ってることに沿うことの出来ない自分はダメだなぁとしょげていたことでしょうが、今はそうでもない。


けど赤塚先生じゃなくて石ノ森先生が言ってたらしょげてたかもしれない。
ライダー大好き。



コミュニケーション第一。
コミュニケーションを意識的に大切にしていけば、自分とは別の素晴らしいものにたくさん出会える。楽しみも悲しみも多くの人と分かち合える。
それが一番大切なことだと思う人ならきっとバカボンを書ける。



しかし俺は仮面ライダーを書きたいのです。
コミュニケーションが苦手でどうもすみません。
説教したそうな面して読まれてることでしょうが本当にどうもすみません。