デモント・ヤスークの日記 -61ページ目

フランス天空散歩 コルドの駅に舞い降りる


デモント・ヤスークの日記

バスは小さな町に入って行き、男の子2人は次の駅で降りるとのことで、

ドラゴンボールとは関係ないけど、日本で大量に購入したチョッパーバッヂを上げてお別れ。


いやしかし、バスは各町の国鉄の駅に停車していくのですが、

フランスには日本のガイドブックに載っていない魅力的な小さな町や村がたくさんありますね。


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これは列車では味わえないですね、バスの旅で正解だったかも?。


でも時間かかるけど。


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そうそう、目指しているCordes Vindracという、なぜかトーマスクックでは発見できない国鉄の駅。

旅行会社の話やネットでのいろんな情報を見ると、

この駅から目的地のコルド・シュル・シェルに行くのが一番近いルート。


ただ駅から街までは5キロあるので、そこからタクシーを利用とのこと。


駅は本当に小さな駅(下手すると無人)なので、常時タクシーが停まっている事はないそうで、
事前に電話で予約するのが当然の流れらしい。


しかし地球の歩き方によると、アルビの街からコルドへのバスが出ているらしい。

でも便数がとても少ないので調べるようにと書いてあります。


つまり、地球の歩き方にはCordes Vindracという駅からの選択肢は全く掲載されていないわけです。

これはどういう事なんだろう?


駅からのタクシーでの移動がお勧めではないってことなんだろうか?


まぁなんとかなるでしょう。5キロなら歩いても行けなくはない距離だし。


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そうそう、なぜにそこまでしてコルド・シュル・シェルに行きたいのかと申しますと、


この街の名前は「天空のコルド」という意味だそうで、天空の村として有名な場所なのです。


天空の村ですよ!聞いただけで興奮しますよ!ここでもラピュタ体験ができるんじゃないのかなって。


ちなみにCordes-sur-Cielと表記します。
L'Arc~en~Cielのシエルと同じ表記ですね。だから何だって訳じゃないけどw


バスは山道を走っていきます。それはポルトガルでロカ岬に行くような道なり。


で木々の中を走っていると、山の上にかっこいい要塞のような建物の集合体が見えます。


これが遠くから見ると、まさしく天に浮ぶような街並み。


でも、バスの後ろの方に座っていたので、正面に見えるその風景は写真で撮れず・・・


もしかしてここ?ここがコルド?


と、バスを降りる体勢だったのですが、バスはその場所を通り過ぎ下り坂に入ります。


ここじゃなかったのかなぁ。でもかっこよかったなぁこの街。時間があったら行ってみようかな?


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と、真横に見える街を見ながら通り過ぎていきます。


そこからしばらく走り、バスは停まります。



「おーい日本の客人、ここだよCordes Vindrac」


と声をかけてくれます。


「ああ、メルシー」


今来た道の方向を指差して


「この坂を上がっていった所にコルドがあるから。じゃあね」


とバスは去っていきます。


やっぱりさっきの所か!だったら機転を利かしてあそこで降ろしてくれれば良かったのに! 


まぁ無理だけど。


これからトゥールーズからコルドへバスで行くご予定の皆さん、

街の目の前に来たら運転手に「ここで降ろして!」って言ってみてはいかがでしょう?


さて、降り立ったこの駅。いったいこれからどうしよう?歩くか?タクシーか?


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本当に小さな国鉄の駅でしょ。でも無人駅ではなさそうだ。





フランス天空散歩 バスでの移動


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さすがフランス。証明写真の機械に捨ててあったのがフランスパン。

捨ててある物までオシャレだw

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で、トゥールーズの駅に戻った私。


バスの出発場所は、昨日飛行場から辿り着いたバスターミナルです。

バスターミナルにあるバス停は15、6あったように思います。

次の目的地であるコルド・シュル・シェルの最寄り駅であるCordes Vindrac。

しかし私が乗るCordes Vindrac行きは何番から出発?
電光掲示板を見ても分からないのですよこれが。


終点がCordes VindracならCordes Vindrac行きと書いてあるのですが、
途中下車の駅のようなので掲示されません。

で、切符を買った国鉄の方の窓口は混んでいるだろうからバスターミナルのチケット売り場へ行き、
私が持っているチケットはどのバス停から出るのか聞いてみる。

が、バスターミナルの窓口はほとんど英語が通じず。まぁそこは想定内。


でも私が言いたい事は相手に通じたのだけれど、
私がフランス語の数字が聞き取れなくて、肝心なバス停の番号が理解できません。

メモ帳渡して書いてもらったのですが、出発時間しか書いてくれず。通じてないなこれは。


ちなみに数字が達筆すぎて、「1」なのか「7な」のか、理解に苦しむことが多々ありましたね。


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さぁてここからはもう聞き込み調査ですよ!足で稼ぎます。

端からバスの運転手さんに、まるで指名手配犯の顔写真を見せるかのごとくチケットを見せて

「コルド行く?」と聞いて周ります。


詳しく教えてくれた運転手さんもいたけど、やっぱり言葉が・・・数字が・・・

でも宝くじが当たったような笑顔で「メルシー!」と御礼の挨拶。顔芸大事です。

で、やっと見つけたのが15番。 12時40分発のバス。


乗るバスが確認できたら、それまでにトイレを済ませておかないと!


基本駅のトイレは50セントの有料なんですよね。町中の公衆トイレはほとんど見つからない。


ただ、ここのバスターミナルには無料トイレがありました!


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お食事中の方すみません・・・ しかしヨーロッパって多いよなぁ便座がないの。


あとフランスで多かったのがトルコ式トイレ。いわゆる和式トイレと同じスタイル。

これにはちょっと驚きでした。(写真は汚いので載せませんw)


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そして12時40分。


このバスがコルド。行くことは分かっているけど、あえて


”私はコルドに行きたいのですよ!私はコルドで降りますよ!コルドに着いたら教えてくださいよ!”


という気持ちを込めて 『コルド?コルドコルド、ウィウィ、コルド!』 と確認してから乗ります。


乗っている人たちは、部活帰りの学生のような人たちが多かったですね。

あとはお母さんと子供たちとか。


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基本フランスって農地だらけの田舎ですね。


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私の後ろに座っていた男の子2人が、私が日本人と分かって思い出したのかも知れないけど、

ジャンプやドラゴンボールの話をしています。


フランス語だから分からないけど、たぶんブルマとベジータの話。

ベジータはかなり好きなキャラなので、思わず振り返って、


いい話してるね!と言わんばかりの顔で「ドラゴンボール、見てるんだ、私も好きツンデレベジータ」


と声をかけてみる。でも英語は通じないのは当然。


「英語話せないよね?ゴメンゴメン、話続けて」


と、100円ショップで買った機関車トーマスチューイングキャンディを2人に上げて、私はただ話を聞くだけ。


たまに合いの手で「それストロ~ング」とか言ったりして。



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フランス天空散歩 トゥールーズダイジェスト


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時間潰しの為に寄ったトゥールーズの街。これが意外とかなり面白い。


でも端から紹介していたらキリがないので、そろそろダイジェスト。


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ここが街の中心地キャピトル広場。広場は市場となっておりました。


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で、この広場にある建物が市庁舎です。


そう、ここがトゥールーズの人気№1!・・・らしい。


なぜかと申しますと、見学ができる内部の壁画が素晴しいらしいです。

写真を見たら、この街で最初に訪れた教会の壁画、あんな感じ。


私には壁画よりこの市場の方が興味あるけど、バスの時間まであまりないので、ここはスルー。



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そうそう、この街で忘れていけないのが航空産業が盛んな街であること。


最近何かと話題の航空機A380を作っているエアバス社の本社があります。


第一次大戦後に、エールフランスの前身であるアエロポスタルがトゥールーズに設立されました。

サンテグジュペリがパイロットとして働いていた航空会社ね。


あとイギリスと共同開発された、中尾彬と池波志乃夫妻が速すぎて楽しめなかった

あのコンコルドが開発された場所もここトゥールーズ。


一見このレトロな街並みとは結びつかないけれど、

空を夢見る冒険野郎がたくさん生まれ集まった街なんでしょうね。


街の財政は潤ってるだろうなぁ。



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あとはここ、サン・セルナン教会。ここもガイドブックに載っている街を代表する場所。


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ロマネスク様式の教会としてはフランスでも最も大きな建物だそうです。


世界遺産であるサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の一つ。



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本当はミディ運河という忘れてはいけない世界遺産もあるのですが、

バスの中からちょっと見ただけなので、見せられるような写真はございません。


そんな感じですねトゥールーズ。


かなり日記を書きましたが、本来はトゥールーズに時間を割いている場合ではございません!


まぁ前哨戦と言うか、前座試合としてはフランスに慣れるのに良いウォーミングアップとなりました。


さてさて、これからが本当の旅が始まります!


そんなわけで、なぜか頭の中で西城秀樹の走れ正直者が流れる中、

リンリンランランソーセージと駅に急いで戻ります。

フランス天空散歩 トゥールーズの2番人気


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次に辿り着いたのが、ジャコバン修道院。


ここはガイドブックに載っている、とりあえず私がこの街で目指していた観光名所。


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(あまりいい角度の写真ではないです)


この正面が学校か何かで、若者達がたくさんたまっておりました。

授業を抜け出してきているような、ちょっと不良ちゃんの集まりのような、
バックトゥザフューチャーのビフ一味みたいな

足でも引っ掛けられそうな雰囲気だったので(あくまでもイメージですけど)


その間を掻き分けてバッグを引きずって歩くのはちょっと腰が引けました。


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が、


入口ドア開けると、これですよ!


天井高~い。


窓も大きいので、教会独特のシ~ンとした、じめっとした感じではなく、明るいです。


ここはちゃんとカメラ撮影大丈夫か聞いてから撮っております。


地球の歩き方によると、ここの修道院の目玉は、

1本の柱からヤシの木のように22本の格縁が放射線状に伸びている天井が必見だそうで、

トゥールーズの絵葉書で2は番目に人気だそうです。


2番目と言うのが何か好感が持てるw


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これが2番人気です。


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№2です。


柱が大きくて迫力があるので、見ていて気持ちいい! ドーン!って感じ。 どうだー!って感じ。


しがみついて登りたくなる。


で、誰が最後まで残るか我慢大会したい・・・いやしたくないですw


で、この柱から振り返ってみると、


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こんな感じ。


ちょうどステンドグラスの影が壁に反射しております。いい感じです。


ここは1215年に設立されたドミニコ修道士会が最初に造った修道院で、

1275~1292年にかけられて造られたそうです。


日本だと鎌倉幕府絶頂期? ま妥当か。


フランス天空散歩 ふらっと立ち寄った教会


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♪あ~る~くほ~どに おどるほ~どに ♪と布施明の君は薔薇より美しいを
フフ~ンと鼻歌を唄いながらステップを刻むようにトゥールーズの街を歩きます。
20キロのバッグを引きづりながら・・・

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狭い路地の所に大きな建物を発見!
最初は美術館かと思ったのですが、どうもここは図書館らしい。

写真の露出間違えた。

で、そこからちょっと進むと、何やらガイドブックに載っていない教会らしき建物を発見。

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いやしかし、手前に露出を合わせると向こうの日差しが直撃する赤い建物が露出オーバーになってしまっている。
影の部分と日差しが当たる部分の差が激しい。
この街、何気に写真撮るの難しい。

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外観は何だかギリシャやポルトガルにありそうな地中海風。

せっかくなのでちょっと入ってみようかなと。
フランスで初教会です。ちなみに私は無宗教無宗派です。

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(Windowsで見ている人には暗過ぎて絵が見えないかも?)

わー!すげー! いきなりすげー!

入っていきなり壁と天井にたくさんの宗教画。
ガイドブックには掲載されていないのにこのクオリティ。
フランス凄いなと大感動。

すると司祭さんかな?エドワード・ノートンのような人が来て、何やら私に言ってきます。

カメラがどうのこうの言っていたので、撮影禁止かなと思い、
「おお、エクスキューゼモア」と言ってバッグにカメラをしまおうとすると、

ポタージュスープのようなやさしい声で「ノンノンノンノンノン」と。

ん?なんだ?

「スリーターイムス、スリーターイムス、OKフォト」

あーそういうことか、3回まで撮影大丈夫ってことだな。

「メルシー!」と言うと、にこっとして部屋に戻っていきました。

すると先客の老親子2人もカメラを取り出し撮影をしておりました。

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実際はかなり暗い部屋なのですここ。自然光だけですからね。
これはISO感度を3200ぐらいまで上げて撮っております。
こういった所ってフラッシュNGというのは暗黙のルールですからね。

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入口側です。

西洋図像学とか宗教に詳しければ、物凄い情報量なんでしょうね、ここに描かれている絵って。

でもなんだろう、この部屋だけに関して言えば教壇とかないので、何に使う部屋なんだろう?
ここは教会なのは間違いないと思うけど。

いやしかし心洗われる感じがしましたよ本当に。
全く関係ないけど、パトラッシュを思い出しましたよ。

まぁしかし、何でもない所にこんな豪華絢爛な部屋があるとは、歩いてみるもんですねぇ。
フランスってこれが普通なのか?だったら凄い国だ!この先が楽しみ。

ここでトイレをすまし、頭の中でなぜかちぃ散歩のテーマ曲が流れる中、
トゥールーズの中心地へと再び歩きだします。

あっそうそう、門を入った所に、撮影だめよというマークがありました。
あの司祭さん、粋だな。