
『日本の
ガラパゴス化』 という事が言われ始めて数年が経った。 主に、日本のケータイ電話端末について言われている表現である。
日本の人口はとりあえず1億あるので、
日本でしか通用しない様な商品・サービスであってもそれなりに成立してしまう。 そうするとユーザはそれが当たり前と受け取ってしまい、そういうモノばかりが売れるようになる。 その後開発される商品・サービスも、その様なおかしな傾向の路線に乗ったモノになって、さらにどんどんおかしな方向に進化してしまって、やがて海外では通用しなくなる。 日本のメーカーは国内専用の商品を設計しなければならなくなり国内商品をそのまま輸出できないので、経営効率が落ちて海外のメーカーとの競争上不利を被る。
そんな現象の事を言う。 つまりは 「
反グローバル化」 だな。
ケータイで言えば、テレビ機能であったり、ヒツジの執事であったり、電波送受信方式であったり、諸々だ。
音楽の世界も、テレビや映画との連携があるものは売れるが、そうでないものは苦しくなってしまっている。 歌唱力がほぼゼロの歌い手も随分はびこってしまい、そこら辺のカラオケで歌っている素人に毛の生えた程度の歌唱力でレコード大賞までも取ってしまった輩も居るし、 「やる気があるのか!」 という歌い方の者達も随分と増えてしまった。 あんなのは、もちろん海外で通用するわけがない。 音楽的にレベルが高すぎると売れないというのはアメリカも同様なのだが、日本は極端である。
まぁそれでも、ケータイ電話であったり音楽だったりするうちは、日本の国家の存亡にまでは関わらないだろうから、影響は小さい方である。 吾輩の他に言っている者もあるのだが、
「
日本は 『教育までもがガラパゴス化』 している」
既に述べているが、「8割が 『たいへん良くできました』、残りの2割だけが 『良くできました』 になっていて、もはや評価されているウチには入らない通知簿」 であるとか、 「図画・工作・習字などで、金・銀・銅 などの評価をしない」 だとか、 「運動会での徒競走はやめてしまって、並んで走るだけ」 だとかで、 児童・生徒に
向上心が生まれない様な教育をしている。
整列なども教えない、授業中徘徊して回るのを静止しない、挙げ句の果て暴れ出しても静止しないで、
団体行動が取れない様になる教育を行ってしまっている。
どういうわけだか知らないが、 「目上の者に
命じられた事があっても (自分勝手な) 理由があればそれ
に従わなくても良い」 と考える様になっている。
これもどういうわけだか知らないが、「教えられていない事は一切やらなくて良い」 と考える様になっているし、 教えられたが理解できなかった場合に、自分の理解力が足りないのではなく 「教える方の努力不足である」 と考える様になっている。 まだまだあるが、挙げていくとキリがない。
こんなヤツらを、社会に出た後にほとんど使わない様な事ばかりを教える高校に無償で、原則的に全員通わせ、あまつさえ大学にまで誰にでも進学できるほどのキャパを用意している。
大学は大学で単なる就職予備校に成り下がっていて、教育機関としての役割は失っている。 そりゃそうだ、中堅以下の大学でまともに授業を行おうとすると、大学レベルの授業で使う様な言葉は理解できない学生ばかりなので、日本語から教えなければ大学レベルの授業は出来ないというほどなのだから、教育機関としての役割を果たせるわけがない。 お笑い芸人に、
九九やカタカナが出来ないが大卒なんてヤツが居るが、あれを見たら誰だっておかしいと思うだろう。
こんな教育を受けて卒業した者が、
海外で通用するわけがない。
アメリカ在住日本人のブログに 「近年はアメリカの大学で日本からの留学生を見ることがなくなってしまった」 と書いてあったが、こんな様子で日本の高校 (大学) を卒業した者が、アメリカの大学 (大学院) に進学しても、
ついて行き様がない。
もちろん、就職予備校になってしまっている日本の大学に海外から留学しに来ても、
何も得られない。 (大学院ならば少人数教育になるので、優秀でやる気のある留学生にはちゃんとした教育が行われるかもしれない)
そんなわけで、
日本の教育はすっかりガラパゴス化してしまっているのである。
こんな教育しか受けていない者がベテランと言われる年齢に達してしまったら。 日本の産業には、何も出来ない者しか残らない。 どの分野でも海外との生存競争に生き残れなくて、資源もない。 このままなら、日本は
貧困国になるであろう。
ところが、一筋の
光が見えた。 日立では、「来年から採用する社員は生産現場の担当者を除いて全員海外赴任がある事を前提とする」 と発表したのである。 つまり、
海外で通用しない者など採用しないという事だ。 発表するかどうか知らないが、数年のうちに全ての大企業の採用方針はそういう事になるだろう。
就職予備校である大学・高校がこれに敏感に反応して、海外で通用する人材を社会に供給する様になってくれると良いな。
理想は、池上彰にわざわざ説明してもらわなくても 「そんな事はたいていの日本人が知っている」 くらいにまでなる事だ。
ブログネタ:見た目は大事?
間違いなく大事だぞ。
顔がイケメンであるとか、ブサイクであるとかそういう事ではなく、シャッキリ立って居る事も出来ない者は、仕事も遊びも何をやってもうまく出来ない。 あと、目が死んでいる様な者もだ。
吾輩なら、そんな者はビジネスパートナーに選ばないぞ。
では、また会おう。
フへへへへへヘヘヘヘヘ!