シャケ | ~悪魔の人類滅亡計画~  by Demonade

~悪魔の人類滅亡計画~  by Demonade

 人類滅亡計画の進行状況でも発表する事にしよう。

いったい、日本人はいつから 『シャケ』 を握り寿司のネタにする様になったのか...

元々、日本には 『シャケ』 を握り寿司のネタにする文化はない。おそらく、江戸前で獲れる魚ではなく、江戸で食べられるシャケは塩漬けになった新巻鮭に限られていたという所に由来するのだろうが、シャケの寿司というのは、不味くはないものの、趣も、情緒も、感じられない。寿司文化には似合わない食材なのである。

ところが、サイズが大きく、冷凍して外国から安く輸入出来、長期間保存しておける 『シャケ』 は食品商社にはマグロ並に都合がよい食材だった。ヤツらの売り込みによって、まぁ不味くはなく、安いネタとして、主に回転寿司から拡がって行ってしまった。


この様に、日本の握り寿司文化にはおおよそ似つかわしくない 『シャケ』 なのであるが、”笑っていいとも”を見ておったら、なんと人気順位が3位になっておる。何と日本情緒を感じ取れない日本国民どもよ。



それはともかく、国産の 『シャケ』 というのは、もう少し地球が暑くなると獲れなくなるぞ。もう、あと20年くらい先には日本で 『シャケ』 は獲れなくなるだろう。

既に書いたかもしれないし、書いてないかもしれないが、それを調べるのは面倒なので書いてしまおう。


『シャケ』 は、川で生まれて、海へ出て行って3~4年育ち、死ぬ前に産卵のために生まれた川へ戻ってくる。

『シャケ』 の産卵の時期は、毎年10月~11月頃だ。 一方、『シャケ』には適温というのがあって、8~12℃だ。20℃以上になると、暑くて居られない。人間にとっての45℃とか50℃くらいの感覚だろう。


勘の良い者は、これ以上の説明をしなくてもわかったであろう。地球が暑くなってきているので、 『シャケ』 が卵を産みに帰ってきても、水が熱くて川に入れない、あるいは川に近づけないのだ。 もちろん、 『シャケ』 の卵が海水中に産まれたのでは死んでしまう。  いくらかの 『シャケ』 は緊急避難をして、少し北へ移動して適当な川で卵を産むだろうが、そんなのは少数だ。

かくして、日本で 『シャケ』 は卵を産めなくなり、つまりは日本で 『シャケ』 はやがて獲れなくなる。10年前の話で「あと50年」という事だった。ブッシュが随分計画を進めてくれたので、飛躍的に地球は暖かくなっているから、(50-10)÷2で、だいたいあと20年くらいだろう。


尚厳密には、『シャケ』というのは食い物の名前で、生き物の名前としては『サケ』である。
話を簡単にする為に、『シャケ』で通した。



まぁ、 『シャケ』 が喰えなくなったところで、日本人が減るわけでも何でもない。
「シャケをネタに置いていない寿司屋は、良い寿司屋だ。」という目安が一つなくなるだけの事だ。



では、また会おう。 フへへへへへヘヘヘヘヘ!