読者諸君に限った人間にとって良い年になるとたいへん宜しい事である。
(他の人類についての事までは知らぬ。だいたい、世界人類の全てによって 『良い』 などという事はあり得ない。)
年賀状を送ってくれた読者諸君、感謝する。
それはともかく、
普通、この 『バカなヤツ』 シリーズの時には、「頻繁」や「怪我」が読めない様な輩の事を取り上げるのだが、今回は「大人はバカと言わない」精神薄弱や精神障害を負っている者について、取り上げたい。
日本の法律では、『心神喪失の者』 には刑事罰が科せられない事になっている。何をやっても罰せられる事がないのだ。しかし、それならば 『心神喪失の者』 は勝手に出歩いて罪を犯したりしない様になっていなければ、一般の人々の生活が脅かされてしまう。しかし、現在の世の中ではそうはなっておらぬ。
何か事件を起こして、その結果 『心神喪失』 であった事が鑑定され無罪になった者でも、一旦は精神病院などに収容されるが、精神病院を退院する判定は医師が勝手に出す事が出来る。裁判所の判定も何も必要ないのだ。また、精神病院入院患者が、監督者なしに単独外出を許可されている様なケースが多々ある。
『心神喪失者』 の人権も保護されなければならないと言われるだろうし、暴力的な 『心神喪失者』 を警察権力も何もない精神病院職員が監督するのは困難な事だろうと思われるが、だからと言って一般の平穏を犯される状態になっていて、 「心神喪失ではない」 大多数の諸君はそれで良いのか!
実は吾輩、最近 『心神喪失者』 の犯罪被害に関わる事になったのだ。
まぁ 『心神喪失者』 のやる事なぞ、ほとんどは凶悪ではない。多少の暴力行為か窃盗である。 『心神喪失者』が起こした窃盗の現場に丁度出くわした吾輩が、その窃盗犯を取り押さえて警察に引き渡したというだけの話ではある。
特に粗暴な犯罪者でもなく、たいした被害額でもない窃盗犯罪の捜査に、警察はパトカー3台・8人もでやって来た。おおよそ捜査に必要ではないであろう話まで、根掘り葉掘り時間を浪費しつつ聞き取って、犯人を引き取って、警察は帰って行った。
後で被害者から聞いたところによると、犯人はやはり精神病院に入院中の 『心神喪失者』 で、病院から外出許可を受けて出歩いていたのだという事だった。書類送検と病院に対する指導は行うが、起訴は出来ないとの事だ。犯人は目の焦点も合っておらぬし、話もわけがわからなかったのだから、捕まえた時点でだいたい想像はついておったが、その通りになった。
『心神喪失者』 を犯罪に問えないのは仕方がない。 しかし、であるならばその 『心神喪失者』 が犯罪を行わないようにしておけ



ついでに、警察はもっと効率的に動け
あんな事件の出動は、パトカー1台・3人も出動すれば充分だ。では、また会おう。