トイレを工夫して認知症介護 | 認知症介護は思いやり

認知症介護は思いやり

認知症は社会問題です。介護の担い手のお嫁さんが働かねばならないなどのご自宅の事情から、在宅ケアもままならからです。しかも認知症の症状は複雑です。レビー小体型認知症の母の10年以上に及ぶ介護経験から介護保険利用の仕方、介護、症状をやわらげるやり方を教えます。

トイレ 工夫 認知症介護

認知症介護は、トイレの問題に悩まされますね。認知症の方は、意思表示すること。それが難しくなっています。だからトイレで難儀することは、介護する人が思いやって解決することになります。

トイレの工夫は、認知症の方の体の状態にあわせることです。

例えば、トイレに手すりを付けたり。車いすなどが入りやすくするなど、トイレを改造することも必要になってきます。改造が無理なら、ポータブルトイレで対応する。

高齢者の方は、年々身長が低くなるので座高が低くなっていきます。その上、足の筋力も弱ります。だからトイレから立ち上がる時は、年々苦労することになっていきます。

私の認知症の母も、そうでした。トイレの手すりだけでは、自力で立ち上がることが難しくなっていました。そこでケアマネさんと相談して、暖房便座を取り付けました。

便座の高さが高くなったおかげで、トイレの時の腰の上げ下げがとても楽になりました。そのうえ冬場は、暖房で温かくなっいるので、トイレが楽しそうにしていました。

トイレの問題は、在宅だけでなく外出の時も悩ませられます。車いすの方などは、特にですね。

ただし最近のコンビニのトイレ。入口も広くなっているし、手すりも完備されています。昔ほど、外出先でトイレを探す手間が少なくなっていますね。そんな理由で、新しいコンビニを日ごろからチェックしておくのもいいですね。