内面の輝き | 個人用途の新速記法 EPSEMS(エプセムズ)

個人用途の新速記法 EPSEMS(エプセムズ)

 草書派理論(CURSIVE THEORY)に基づく
  日英両言語対応の手書き速記法

いつもの喫茶店。オーナーもマスク非装着を認めてるが、皆マスク。女性スタッフ(2カ月位の新人さん)に言った。「いつもマスクで御苦労様です。暑くて大変だね」「はい、私、汗かきで」「早く皆でマスク外せるような時が来るといいね。オーナーは外してるしね」「はい、私も外そうかな…」

これが昨日。そして本日、なんと、この店のスタッフの約4年間で初のマスク外しを彼女が! 最初は気付かなかった。再度、彼女が来た。「最初は気が付かなかったけど、アレ…」「はい、もう汗がすごくて…」「いやあ、この4年間で一番感動しました」「誰からも文句は言われませんでした」

彼女らはスタッフ内のラインでもマスク議論をしてきたが、今まで誰も結局は外さなかった。「皆、マスク慣れちゃうんだよね。慣れちゃいけないんだけどね。まあ、ここは日本だからね、良くも悪くも。世界的に見たら余りにもヘンテコな事やってる」ってな会話を昨日、彼女とした矢先のことだ。

きっと少なからぬ勇気、決断のもと、マスクを外した彼女。外面、内面ともに神々しいほどに美しく映る。「同調圧力とかあるかも…、でも闘ってください。とても…お美しいです」 どうのこうのしようとは思わないし、できないが、惚れてまうがなぁ、男も女も内面の輝きに惚れるってもんです。

そして、1分も経たない…たった今のこと。再度、10秒ほどだけ彼女を捕まえた。「何度もすみません。いやあ、涙が出るほど感動しました」「は、はい、ありがとうございます ^_^ 再笑」 自らの「意思、意志」で振る舞いの方向を決し、明るくも毅然と表明し始めた女性の何とも美しいことよ。


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