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日テレ版ドラえもんと昔のアニメ

小学生低学年ぐらいの頃の夏休みになると、
テレビ局は午前中に
「夏休み子ども劇場」といったタイトルで
昔のアニメ番組の再放送をやったものでした。

だけど、その頃は私が生まれる以前に放送されていたような
極めて古い番組ばかりが再放送され
あまりにも絵柄の違いに落胆し、
妙なグロテスク感が怖かった思い出があります

特に日本テレビ系で再放送されていたアニメは
色味が独特で、絵柄も
「下手な劇画タッチ」
だったということしか覚えてません

こんなの。



まあ、年を重ねた今であれば
「懐かしいアニメ」とか「カルトアニメ」として
一歩引いた視点で観ることが出来ると思うのですが、
ビデオデッキも無い時代の小学生低学年ぐらいの時期に、
自分の好みに合わない古いタッチのアニメしか放送されないのは
結構辛いものがあったと記憶しています。

そんな中でも、かろうじて好きだったのが、
日本テレビで放映されてた、幻のドラえもんの放送でした。
時期的には再放送を観ていたんだと思います。



テレ朝版ドラえもんと
大きく違うところは、道具の解説よりも、
ドラマシーンの方が重点が置かれていて
ちょっと雰囲気が泥臭い感じでしたね。

だけど、視聴率は打ち切りになるほど悪くはなく、
継続の話もあった様です。


今でこそドラえもんは、
日本で一番メジャーなアニメの一つですが、
連載開始が1970年、
コロコロコミックが創刊されたのが1977年、
テレ朝版ドラえもんが放送されたのが1979年だったので、

認知度が高まるまでは連載開始から10年近くの
時間が掛かっているのです。

そして、その間に存在していたアニメのドラえもんは
日テレ版しかありませんでした。


現在では製作した会社が解散してしまった為
版権の所在が不明瞭になっているので、
作品自体が封印されているみたいなんですけど、

調べてみると、
この作品を評価しているサイトは結構あります。

決して、作品として高いレベルであったとは思えないのですが、
スポ根全盛時代に、こういったギャグ路線の作品を渇望していた
世代の人達にとって、
日テレ版ドラえもんの存在は大きかったんだと思います

最近、震災の影響で生活が不自由になった時、
「そういえば、小さい頃って全然娯楽って無かったよなぁ」
と思い出すことが増えました。

今でこそ湯水の如く大量のアニメが放送され、
「今期のアニメって面白いの一本もないよなー」等と
辛口な批評をしてしまう風潮はあるけれど、
昔は番組自体が存在してなかった
時期が結構長かったんですよね。