昨日の記事にも書いたように、自粛解禁となったとはいっても人出はすくなめでしたので、
いつもは満員のケーブルカーも空いていて前面展望の写真を撮ることができました。
麓に降りたら温泉入って昼ご飯。
何気に温泉施設内での食事は初めて。
その後は電車に乗って、高尾駅でJRに乗り換えて、国分寺駅でさらに西武線に乗り換え。
降りた先は東村山駅。
志村けんで有名なあの町です(リアタイでは東村山音頭は知らない筆者です)。
高架工事中で仮駅舎の駅西口を10分と少し歩いていきます。
たどり着いた目的地が正福寺地蔵堂です。
なんでワザワザこんな古い建物を見に来た? とは当然の疑問ですが、
実はコレ、都内唯一の国宝建築です。
北条時宗が鷹狩中に病気で倒れていたところ、地蔵菩薩がくれた薬で治ったことから建てられた。
・・・との伝説がありますが、実際は室町期の建築。
関東に残る貴重な禅宗様建築として国宝に指定されています。
一見すればわかるように、それほど大きくはありません。
無料で気軽にみられる国宝ということですが、大した知名度もなく、
筆者が訪れたときはチラホラと5人くらいが観に来ていただけでした。
なお今年は海外に行けない事態となりましたので、
代わりに国宝建築を観る旅を増やしたいと思っています。
最後に東村山に来たからには、立ち寄らねばならない先が「志村けんの木」
駅東口に植えられた3本のケヤキです。
東村山の名を全国に広めたことにより、市から志村けんに感謝状が贈られた記念に植樹されました。
目的を果たした後は西武新宿線に乗り込み、帰宅しました。