劇部屋24シアターズ -12ページ目

劇部屋24シアターズ

劇部屋24のオリジナル作品「月羽妖夢伝」制作近況や
劇部屋24での上演記録を残していきます!!

太陽が真上に来る。

「もう、お昼か・・・」

私はつぶやくと見張りやぐらに向かう。


やぐらは高さ3メートルくらいに設置されていて、

ここで、異変が無いかを望遠鏡などで監視して、

異変を感じたときにすぐに行動しなくてはならないことになっている。


そう、私は遊泳中の人の安全を守ることが目的のライフセーバーだ。

ショッキンググリーンのワンピース水着がトレードマーク。

すっかり焼け付いて小麦色を飛び越して、真っ黒になった体を時折ひやしながら

監視を続ける。<注 こんなライフセーバーいません>


おとしもの、まいご、怪我、よっぱらい おぼれた・・・

海の事故は後をたたない。

そのほとんどが、海をナメてかかったことでの事故とくれば

レジャースポーツという言葉を見出した人を心憎くもなる。


もし、ここで事故なんぞがおきたら・・・当然助けにいかなければならないが、

周囲への連絡、応急処置の初動など、しなきゃいけないことはたくさんだ。

今日もなにも起こりませんように・・・

そう思ったところで、不運がおきる。


「こどもがおぼれたぞー!!」

本能的に連絡をすませると、やぐらを飛び出す。

深みにはまったのだろう。私は砂浜を蹴り、波を割き、沖へ進んだ。


「波が高くなりはじめている・・!」

脳裏に少しだけ不吉がよぎる。

「私は・・守ってみせる!!」

そう心につぶやくと、一目散に、潜る。

「水が・・冷たい?」

更なる不吉が脳裏に重なった。


溺れた子供の直下から浮上。そのまま抱きかかえるようにして落ち着かせて

そのまま陸揚げする<注:こんな救い方しません マネしないでネ>


「よし、直下だ・・いくぞ・・・」

そう、心の中で掛け声をかけると、背後から子供の体をだきしめ、一気に水上に上がる。

水圧のせいで負担がかかる・・・肺臓が・・頭が・・悲鳴をあげる・・・

そのなかでも、私は腕に力を入れたまま、海面への距離を縮めてゆく・・

「あとすこし・・負けるか!!」

しかし、その次の瞬間、私は心臓のあたりに激しい痛みを覚える・・

「い・・いたい・・・助けて!!」

その一方で子供は無事に救出されていく・・・

「お・・おねがい・・わたしも・・た・・す・・け・・て・・・」

ゴーグルのなかに浮かんだ一筋の涙が眉間のそばから流れ落ちたとき、

私は気を失った・・・


しかし、そんな気が遠くなる直前・・私は背後に広大なツバサの音をきいた。

「え・・・!?」

そして 私は 黒いつばさと 合体する。

意識は黒き飛翔をとげ

世界は錆色(にびいろ)にそまる。

私の唇には憎しみの笑みひとつ・・・


<<この(し)詠んでみませんか?>>



潮騒のあふれる海岸に 私はひとり たたずむ

入社して2年。仕事にも何とか慣れてきて、思い起こすことが

山積していて、独りになりたかった タイミング。


波の寄せては引く音に耳を傾けていると、

なんだか とてつもなく、心が落ち着く。


近くの 店で奮発して買った 白いビキニを纏い、

日焼け止めを 塗りたくってきたはずだったが、


長い時間、こうしていたせいで、日焼けしてしまって、

白と小麦のいい具合のコントラストになってしまっているのを知って

ちょっとショックを受ける。


それでも、照り付ける 強い日差しと

吹いてくる 潮風が いい感じでブレンドされて、

心なしか 気持ちよかった。


思えば何のために働いているのだろう・・

とてつもない 疑問に堕ちる。


一生懸命に勉強して、

生活するために、傍らでバイトして

なんとか卒業した4年間。


だけど、そのあと、また入社でヒドイ目にあって、そして、また、荒波がまっている。

今いる海みたいに穏やかな波に揺られることはできないものか?


私はふと、体を起こす。そして思いっきり伸びる。

やむを得ないか。今日一日生きなくてはならないのだから。

でも、むかつく!なんで私ばっかりが・・・


そう、心のなかでつぶやいた、そのときだった

そこまでいって、私は背後に広大なツバサの音をきいた。

「え・・・!?」

ほどなく、 私は 黒いツバサと 合体する。

意識は黒き飛翔をとげ

世界は錆色(にびいろ)にそまる。

私の唇には憎しみの笑みひとつ・・・


<<この詩 詠んでみませんか?>>



第一作目のイメージは「さくら」色です。


桜色に染まってる人、

すきなひと、

本名かペンネームにある

思いは桜色のひと


大募集しています。


当選はまだまだ後です!


それでは!!


私はそのとき、灼けた 砂浜にいた。

ギンと照りつける真夏の太陽の中

額から流れ出る 汗もそのままに

私は この砂浜にいた。


私は麦藁帽子を深くかぶり、

波打ち際で 時折ひくく、時折高くなる波と

戯れながら、手にもったスコップで

時折波をすくってはかえす。


2度4度3度5度

何回も何回もやってみては

ため息をつく。


そしてまた

おなじことを 反芻していた。


私はさがしていた。

見つけられない宝石を

私はあきらめられなかった

あの日の約束、かならず枕元に

貝殻をとどけるということを。


その貝殻は 薄いピンクで

その貝殻は 耳をすませば 波のおとがきこえる

伝説の宝石だった。

耳元におけば、そこに


いまから 数年前 から

私の妹は海にくることができなくなっていた。

夏がとても大好きだった 妹。

紫の名も無き 花が描かれた 浴衣姿がとても可憐だった

たったひとりの妹。


難治(なんじ)の病を宣告されてから

ずっと彼女は海にいくことができなくなっていた。


あの日白い手術室でつないだ

ゆびきりげんまん ひとつ。

それから私はずっと さがしつづけていた。

その日から

いったい何日経ったのだろう。

なんかい ゆびきりのきずなは

結びつけたのだろう。


今日も私は砂浜に立つ。

そして波打ち際に座り、スコップを手にしていた。

「あと・・何回・・私は・・・・」

そこまでいって、私は背後に広大なツバサの音をきいた。

「え・・・!?」

そして 私は 黒いつばさと 合体する。

意識は黒き飛翔をとげ

世界は錆色(にびいろ)にそまる。

私の唇には憎しみの笑みひとつ・・・


<<この言死(し)詠んでみませんか?>>

さて、はじまりました 年に一度の大型TV企画。


その裏側でまったく関係のないことをやってみたいと思います。


殺意+詩=DAYS/OFF


24時間でいくつの詩ができて、いくつのそれにまつわるイメージが出来て、


何人の読み人がうまれるのだろうか??


ということで、連続型募集です。


今から24Hで詩を書いたりイメージを発表したりします。


それを元にこの作品に対する思いがシンクロして、読み手をやりたいと


言う人は書き込みをしてください。


抽選により、読んじゃってもらおうと思います。


なお、アメブロと同時にメールやリアルでの受付もしますので、


ココだけが募集の場ではないということをあらかじめご了承願います。


なお、選者・作成人は ズブの素人ですし、ただ単にやるだけなので、


プロ・セミプロの人はご遠慮ねがいます。また、これを芸歴のひとつとして


あげようと思っている人もご遠慮願います。


当選者につきましては、このブログ上で発表+メールいたします。


なお、構成上、勝手にこちらで掲載時ペンネームを変える場合もあります。


なお、当選者はこの詩をよんでもいいし、読まなくてもいい、多少のアドリブ、改変まで


認めます。内容がグロイので。


以上です、今から勝手な24Hが始まります!!




午後6時30分・・・・ DAYS/OFF 開始します。


コンセプトは 詩+殺意=DAYS/OFF。

24時間のなかで何作書けて、何作イメージ化できるのか?

そして何人のエントリが起きるのか?


オンラインで書くから、そんなにいいもんにならんけど、

人生初めての24Hだからやってみよう。


27日はすっげー眠いぞ。まちがいなく。


んでは 


まーだ だーれも知らないけれど、


ここがある自分のプロジェクトの発信地になる。


でも、注意がひとつ。


これはあくまで「ある音楽CD」の付帯企画。


ネットラジオ「ムーンライトウイングス」の完全オマケ企画。


上手ならOK、へったくそでもいいのさっ!という企画です。


だから、プロは参画しちゃダメ。きちゃダメ。


このHPで芸歴なんぞを伸ばそう、作ろうとしてるひとも


きちゃダメ。


行く末はCD化もなんにもございません。


ボイスは企画がおわったらポイ。

アーバンレジェンド 台本完成。

送信へ。 役名の一部を変更。