こんばんは、モビリティです。
ブログを見ていただき、ありがとうございます。
乳房を圧迫して行うマンモグラフィ検診。
痛みに個人差はあるものの、痛いという声を聞くことが多いです。
痛くない乳がん検診はないの?
最近の乳がん検診の実状を解説します。
本記事の内容
■ 増加する乳がん患者数、早期発見の重要性。
■ 痛くない乳がん検診はないのか。
■ 涙や呼気で?これからの乳がん検診。

増加する乳がん患者数、早期発見の重要性。
日本女性における乳がんの罹患(りかん)率は年々増加しています。
罹患(りかん)とは、病気にかかること。
国立がん研究センターがん対策情報センターが出しているデータでは
このように、乳がんになる方は年々増加傾向にあります。
その原因は解明されていませんが、一般的には
① 食生活の欧米化
② 女性の社会進出による月経回数の増加
が原因と考えられています。
現在、乳がんになる確率は14人に1人と言われ、年間6万人以上が乳がんと診断されています。
罹患率が高い乳がんですが、早期発見により90%以上の確立で治癒することが証明されています。
痛くない乳がん検診はないのか。
結論は「あります」。
それぞれの検査を調べてまとめました。
まずは一般的なものですと「超音波エコー検査」です。
超音波エコー検査
① 年齢に関係なく、しこりの有無が把握できる。
② 乳腺の発達した若い女性でも検査が可能。
① エコーをする人の技量に依存してしまう。
② 石灰化の評価がしづらい
などがあります。
次に「乳腺MRI検査」です。
引用元:医療法人順天会 放射線第一病院
乳腺MRI検査
① ベッドにうつ伏せになるだけなので痛くない。
② 検査着やTシャツを着たままで検査ができる。
③ 放射線を使用しないので医療被曝はゼロ。
④ 高濃度乳腺でも病変を見つけることができる。
① 検査1回あたり30分程度かかる。
② その他検査と比べ費用が高い(18,000円~30,000円程)
③ まれに造影剤によるアレルギー反応が出てしまう。
④ 体内に金属製のインプラントを入れている人は出来ない。
無痛MRI検査ができる病院を調べる際はこちらのサイト
これからの乳がん検診はどうなっていくのか。
2021年1月のこちらの記事では「涙」で乳がんがわかる研究がされています。
この時点で2年後を目途に実用化を目指すとあるので、あと1年以内には実現するのでしょうか。
また、その他にも「呼気」によって乳がんを検出できる機器がイスラエルで開発され、国内導入に向けて動いています。
私は男性ですので、マンモグラフィの検査の痛みはわかりません。
出産もそうですがパートナーの痛みに寄り添い、痛くない方法を模索し続ける、そういった努力は夫の努めだと思っております。
読んでいただきありがとうございました。
