【不妊治療】注射ってなんで痛いの?痛くならないコツは?【自己注射】 | 医療材料アドバイザー 滅菌技士/医療系事務/医療機器情報コミュニケータ@モビリティの毎日ログイン

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東京都在住で、長女4歳と次女1歳のパパです!

第2種滅菌技士、MDIC(医療機器情報コミュニケータ)の資格を所有していて、10年以上医療系事務でいろんなことをやっています。

主に家庭に転用できる医療材料の情報を発信しています。

 

 

 

こんにちは、モビリティです。

ブログを見ていただきありがとうございます。

 

 

2022年4月から、不妊治療における公的保険の適用対象が拡大されました。

 

 

人工授精や体外受精等の基本治療はすべて保険適用となり、治療費が一定額を超えた場合は「高額療養費制度」の対象にもなりました。

 

その不妊治療の中には、排卵誘発に用いる自己注射があります。

 

 



「でも注射って痛いんだよな。痛くならないコツはないの?っていうか注射ってなんで痛いの!」

 

 

 

 

こういった悩みにお答えします。

 

 

本記事の内容


■ 注射が痛い原因、その代表例を解説。

■ 自己注射用の針について解説。


■ 自己注射が痛くならないコツは?痛みを抑える3つのコツ
 

 

 

 

  注射が痛い原因、その代表例を解説。

注射が痛い原因にはいくつか原因がありますが、2つの代表例を解説します。

 

 


① 針が刺さるときの痛み

② 薬物を注入されるときの痛み

 

 

 

① 針が刺さるときの痛み

人間の皮膚には、「痛点」というものがあります。その痛点は皮膚の1㎠あたりに100個~200個ほどあるのです。

 

 

針がその痛点を刺してしまうことで、人間は痛みを感じています。

 

 

例えば蚊に刺されても痛くないですよね?蚊の針は髪の毛1本分ほどの細さであるため、皮膚の痛点を避けることができているのです。

 

 

つまり、注射針が細ければ細いほど、痛点にあたる確率が下がるために、痛みを感じにくくなるということです。

 

 

② 薬物が注入されるときの痛み

薬物が注入されるときの痛みには「浸透圧」が関係してきます。

 

 

血液と薬物のあいだには浸透圧があり、浸透圧の違いにより、皮下組織を刺激して痛みを感じてしまいます。

 

 

 

  自己注射用の針について解説

自己注射に使用する針は、いくつかのメーカーから販売されています。その中でも、世界で一番細いと言われている針について解説します。

 

 

それがこちら

 

 

この針は太さが0.18mmとなっております。献血で使用する針の太さはだいたい1.2mm~1.4mmとなっているので、ものすごく細いですよね。

 

 

細いだけでなく、針自体にシリコンコーティングが施されているので、更に注射による痛みを軽減することができます。

※自己注射針は1度刺した後はシリコンコーティングが剥がれたり、折れ曲がったりするため、自己注射といえ2度使いは絶対にしないようにしてください。

 

 

 

  自己注射が痛くならないコツは?痛みを抑える3つのコツ

 

自己注射の痛みを完全に無くすことは中々難しいです。運よく毎回、痛点を避けることができればそれが一番だと思います。

 

 

しかし現実的ではないため、痛みを抑える3つのコツを紹介します。

 


① 注射液を常温にする、手で温める。

② 刺す場所を軽く叩く。


③ 刺す場所を冷やす。
 

 

 

① 注射液を常温にする、手で温める。

注射液が冷たいと痛みが感じる場合があるため、冷蔵庫から出した後、室温に30分ほど置いてみてください。

 

 

また、時間がないときには手で握って人肌で温めると常温に戻りやすくなります。

 

 

②刺す場所を軽く叩く。

刺す場所を叩くことによって、皮膚を麻痺させるのが狙いです。

 

 

この方法は、健康診断などの採決の際にも有効です。私は毎回これで乗り切っています。

 

 

③刺す場所を冷やす。

こちらも②の方法と同じく、皮膚を麻痺させるのが狙いです。自己注射をご自宅でされる場合には有用かと思います。

 

 

以上が注射の痛みを抑えるコツでした。

 

 

診療報酬改定によって、不妊治療のハードルが下がったことで、不妊治療をやってみよう!というかたもいるのではないでしょうか。

 

 

我が家は2人とも不妊治療を経て出産しております。

もし、これから不妊治療をはじめ、自己注射をするとなった際、参考にしていただければと思います。

 

 

 

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