それは、
生えてくる雑草、かなりの確率で似た草の近くに生える。
まるでカモフラージュしているかのように…
例えば、
この写真
赤で囲ったのが雑草。周りにあるのはアガパンサスの葉。
この手の単子葉植物の雑草は、他の場所にはあまり生えず、アガパンサスや菖蒲、キスゲの近くに生えてくる。
アガパンサスや菖蒲系の新芽との区別が難しい。
次はこれ
赤で囲ったのが雑草。
周りはムラサキサギゴケ。
ムラサキサギゴケは花が咲く時に穂のように少し伸びて咲くんだけど、その葉のつき方にそっくりの雑草。よく見ないとわからないけど、放っておくとこれだけぐんぐん伸びてくる。
引っ張ると意外とあっさり抜けるのもこの雑草の特徴。
ムラサキサギゴケは引っ張ってもまず抜けない。
最後はこれ。
ピンボケだけど…
手前にある細かい葉の植物は、ジャーマンカモミール。
初めは庭の植え込み以外のエリア一面これにしようと思って植えたんだけど、うまく育たず。
わずかに生き残ったのがこの一画。
そして、その周りに本当にそっくりな雑草(赤で囲った草)が生える。
花が咲くと雑草は白い小さな花なので違いはよくわかるけど、葉っぱだけのときは本当に区別するのが難しい。
葉っぱちぎって匂ってみてカモミールの香りがしなければ雑草認定。といった感じ。
なんでこんなに似たものばかりはえるんだろう。
やっぱり身を守るため?
それだとしたら、ある意味神秘的。