Photogrammetry…日本語では「写真測量法」と言うらしい。
視点を変えて撮った複数枚の写真から被写体の三次元形状とそのテクスチャを復元する技術の総称。
三次元形状計測する方法はいくつかあるが、高価な特殊ハードウェアが必要ないのでこの方法が比較的安価で実現できる。
VR/MRやドローン測量など諸々でニーズが多いらしくPhotogrammetry用のアプリケーションの進化が著しく、あまり理屈が分かってなくてもほぼ自動的にすこぶる品質のよい3Dモデルを吐き出すようになってきている。
とはいえ、まだまだ発展途上の分野ゆえトップエンドのソフトは個人で手が出せないレベルの価格。
本当は内部を自由に弄れるオープンソースのものを使いたいのだけれども、残念ながらまだ有償ソフトまでのレベルには行き着いていない。
当面は有償ソフトの無償版+オープンソースでできる範囲で工夫でカバーしながらテクノロジーが熟れてくるのを待とうかと。
従来の写真はあくまでも実世界を二次元投影したものしか撮れないが、Photogrammetryを使うとそこから更に深度を含めた一次元大きい情報を得ることができる。
そのあたりの興味もあって、このところ野外で出歩く際に隙があればPhotogrammetry素材を撮影していて、被写体は数cmの小さなものからドローンを使えば例えば渓谷の立体図の再現のようななことも。
生憎、まだcm未満の物体はあまり上手くいっていない。
成果物は以下のような感じ。
人工物は概ね興味がないので被写体は自然モノに偏ってますが。
さて、これらの収穫物をどうやって料理しましょうか…