8月は一年の中で最も海遊びに不自由な季節。
普段エントリーに使っている海岸はいずこも乱痴気騒ぎが繰り広げられ、セキュリティロープが張られ沖出し禁止。
この時期はなるべく海は避けたいのだけれども、連日の酷暑に耐え切れず行水を目的に西伊豆へ。
8月でも静かに海を楽しめる場所は幾つもあるのだが、いずれも車を停めてから機材を抱えて獣道を距離歩かなければならない。
その中には小一時間かけて一山二山越えて辿りつくプライベートビーチ状態の場所もあるのだが、猛暑の時期のそれはあまりにも過酷。
そこそこアクセスが楽な場所を選ぶ。片道15分あたりだろうか。
最近ではSNS効果なのかこんな無名で不便な浜にも海水浴客が来るようになったが、不快なほどの人数ではない。
海岸から遠泳をして探検を開始。いつものように秘密の洞窟巡り。
今回は撮影目的ではないのでTG5一つだけ持参でスナップ程度。
内部で二股に分かれた洞窟。随分と奥まで続いているが、水中ライトは持参していないので自然光の届く範囲まで。
水の色は黒潮特有の濃蒼なのだが、この日は随分と水が白濁していた。
そんな時は太陽の角度がよければこのようなミルキーブルーの洞窟になる。
波やウネリも皆無だったし折角マクロに強いTG5を持参したので偶にはのんびり素潜りマクロ撮影などもやってみる。