史上最大級の寒波が来るという物騒な予報の中、東北某所の登山口で車中泊。
車内で冬山用の寝袋を使っているのだけれども、体感的には冬山テントで寝ているくらいの強烈な冷えが来る。
おそらく車内の気温は-10℃以下。
その異常低温のおかげなのか厳冬期の北海道の山に行かない限り出会えないだろうと半ば諦めていたものを東北の山中で撮ることができた。
この形は樹枝状と呼ばれる芸術性の高いもの。肉眼で詳細が見えるほど大きい。
敬愛する雪研究のパイオニア・中谷宇吉郎氏が作成した中谷ダイヤグラムによると-15℃あたりの湿度の高い時にこの形状になるらしい。
詳細は以下に。
http://wattandedison.com/Snow_Crystal.pdf
残念なのはマクロ撮影一式を持ち合わせていなかったこと。
TG5の顕微鏡モード+手持ちなのでこれが精一杯。