色の饗宴 | Nature | Photography | Music | Art

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日々好奇心の趣くまま

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磐梯山の帰りに以前から行きたかった那須と日光の間にある渓流に立ち寄ってみた。
水に温泉成分が多く含まれるために独特の色合いを持った美しい滝が複数あるという。

以前に一度挑戦したものの崖から降りるルートが解らず断念したことがあるが、今回は迷いつつもなんとかたどり着けた。

その場所への明確なルートはなく、路肩から獣道を辿って少々危険な崖を降りた後に、渓流の中を腰まで浸かったり高巻きをしながら遡上して行く。

温泉成分のため水は白濁していて歩くと湯の花が舞い散る。



少々道迷いで時間ロスもあり出発後一時間ほど歩いただろうか、一つ目の滝。


こんな色合いが現実に存在するのか…と思うほどフォトジェニックな滝。
しばし観覧・撮影する。


高巻いてさらに遡上。
そして今回最も来たかった場所。


先ほどのものより遥かに落差があって、両端は高い崖に囲まれ周りと隔絶されている不思議な空間。



ドローンも持参したので高みからも撮影。風圧と木々が邪魔であまり自由に飛びまわれなかったが。



更に上流にも美しい滝があるらしいのだが、ここで時間切れとなった。
これからもずっと俗世から隔絶された美しい場所であることを願って。