愛用していたOlympus TG-3がお逝きになったため新規購入したTG-5。
OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 ブラック 1200万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-5 BLK
形が似ているからTG-3用の防水ハウジングの流用ができると思っていたが、どうやらTG-5から形状が変わって互換性が無くなったらしい。
純正品を買ってもよかったのだが、以前から気になっていた中華水中撮影機材メーカーSea Frogsのハウジングを買ってみた。
ebayとかで個人輸入すると純正品より\10000近く安く買える。
中華製で品質が不明だったが、TG-5自体も15m防水だし普段撮影するのは水深-0mから深くても-20mくらいまでなので、なにかあっても最悪の事態にはならないだろうという判断。
頑丈そうな筐体。野暮ったいが、見た目は気にしないので問題ない。
フラッシュ用のディフューザ装備。穴が小さく拡散板が分厚いため随分暗くなる。常時点灯モードはあまり約に立たないかも。
TG-5のlogスイッチを除くすべてのスイッチを操作できる。精度は悪くなく、空押しや空回りはない。
天辺にはホットシュー形状のものをマウントできる。頑丈そうなのでそこそこ重いものでも大丈夫そう。
四隅にアクセサリー取り付け用の穴。
前面には2重のフィルタースレッドがある。67mmと57mm。
例えば、こんなステップアップリングを用意して。いろいろネジ止めすれば前面にいろいろガラクタを装着できそう。
Kenko フィルター径変換アダプター ステップアップリングN 67-82mm 日本製 887813
リフレクターとかリングライトとかアームとか諸々。このハウジングを選んだ一番の理由はこれだった。
早速マクロ用の即席三脚を作ってみた。
キャップは付属しておらず、運搬時は別途こんなもので保護しておいたほうがよさそう。
HAKUBA レンズキャップ レンズプロテクトキャップ 67mm 脱落防止フック付 KA-LCP67
下部には1/4の三脚穴が三連。
というように外の拡張性は十分のように思える。
外見上の唯一の懸念点はシャッター部分で、とてもチャチい。気をつけないと運搬時に折れる心配あり。
ゴムの遮光シールドが付属しているが、チャチいし取り付けにくい上にすぐ外れる。
中を開けると、ゴムリングが二重になっている。結構ちゃんとしている。
驚いたのが、こんなものが入っている。
これは漏水検知回路で、濡れるとLEDが点灯してブザーが鳴る。結構大きい音。電池交換は剥かない限りはできない模様。
これは別途部品として幾つか欲しいレベル。そのうち自作してみようか…
さて、TG-5の新機能で一番期待していて、かつ水中で多用するであろうマニュアルフォーカス。
これが結構難易度が高いことが判明。
マニュアルフォーカスを行う手順はハウジングがない状態だと以下の通り。
・1でEVFの拡大率を選び
・2を半押しにして大雑把なフォーカスを確保。
・半押しの状態で3を押してフォーカスロック。
・4&5でフォーカス位置を微調整。
陸上でも慣れが必要な行程だが、水中だとこれらの位置がこんなに離れてしまう上に並びが不規則になる。
問題点は
・半押しの遊びが少なく、ちょっと力が入ると全押しになる。
・フォーカスロックまでの距離が長く、半押しを維持しながら押すのはかなり難しい。
まあ練習を重ねるしかないかと。
実はまだバケツに漬けた程度で、正式に進水式を行っていないのでGWにでもやってみようかと思っています。