「撮り泳ぎ」という方が正しいが…
前回時間切れだったこれの続きを撮りに行って参りました。
今年は黒潮大蛇行だという話だけど、潮色を見るとまぎれもなく黒潮の色と透明度をしている。
たぶん黒潮の支流がいい感じに伊豆半島に当たってくれているのじゃまいか。
9月ともなると駐車は無料になるし、海水浴客も少なくなり陸上の環境も快適になってくる。今頃から冬の西風が強くなるまでが伊豆西海岸のベストシーズンとなる。
このあたり断崖には無数の穴ぼこが開いていて、水上にあるもの、水中にあるもの、カヤックでも入れるもの、体一つなら入れるもの、体も入らないものなど大きさや個性はまちまち。
一番怖いのは水中にあって体がギリギリ入るサイズのもので、戻ることを考えながら入らないとそのまま溺死になってしまう。まあ、そんなケーブはあまりフォトジェニックではない場合が多いのだが。
この日、前線か気圧の影響なのかウネリが高くあまり狭いものは危険なので入れず、安全な範囲で撮ったものを何枚か。
さて、今回のベストケーブはこれでしょう。
中に入ると奥で更に枝分かれしていて、そのうちの一つから振り返って外を撮ったもの。
太陽の条件さえよければ(行ったことはないが)カプリ島の青の洞窟っぽい絵が撮れる。
話は変わって、Webでの評判どおりGH5のオートフォーカスがあまり芳しくない。
非日常的な被写体を多く撮っている理由もあるのだろうけど、放っておくと変なところにフォーカスが行ってしまってハズレ写真連発になってしまう。
設定を変えてみても改善しないし、今月末にファームアップするそうなので、どの程度改善するかに期待をしております。