今回の旅の最奥地。
砂丘というか巨大な砂山が延々と連なるいかにもゴビらしい風景が見られる場所。
しかしながらアプローチは容易ではなく、南ゴビの基点Dalanzadgadから西へ片道200km以上の距離がある上にずっと草原の轍という悪路。
途中に村などはなくガソリンの補給もできない。
更には途中の轍が崩壊していて草原の中を別の轍を探して延々迂回せざるを得ない場面が何度か。
とにかく道のりそのものがスリリング。
途中で出会った野性ヤギの群れ。 なかなか見られないらしい。
あと撮れなかったがガゼールやらコンドルやら諸々。
モンゴルは何気にサファリ天国だったりします。
丸一日かけてようやく着いた目的地。簡素な宿は幾つかあり、泊まったゲルはこんな感じ。
モンゴルにいると距離の感覚がおかしくなってくる。
さて、日中は暑さで死んでしまうので夕方を狙って砂丘へ。
エキゾチックすぎて言葉もありません。
ちなみに、この場所から更に奥に200kmほど行くとKhermen Tsavという更なる超絶絶景の大峡谷があり、本当は最も行きたい場所なのだが、明確な道は存在せず、無人地帯なので迷うと危険・車2台以上が必須・そもそも着く保障がない等々、体力的にも金銭的にもかなりのハードコースなので今回は涙を呑んで見送った。