天候/海況不順や多忙、その他諸々が原因ですが。
11月~春濁りの始まりまでは海の透明度が最も高くなる時期でもあり、水温が辛くなる前に様子見を兼ねて久しぶり南伊豆までドライブをして来ました。
自身のホームグラウンドである南伊豆の西海岸を目指したものの、すでに冬の風向きなのか結構ウネリが入っている。
そこで代替案として普段あまり潜ることのない下田側の南伊豆を目指すことに。
どうせならちょっと変わったところで潜ってやろうと思い、以前から目を付けていたタライ岬周辺へ行ってみる。
駐車場は離合も難しい狭路のエンドにあるので、おそらく夏の間は人と車で身動きができないと思われる場所だが、この時期になると釣り人とたまに来るハイキング客程度しかいない。
ここには噂に聞く秘境・三日月の大洞という巨大な洞窟がある場所。戦争の遺構だとかという情報もあるが定かではない。
隣接する遠国島も天辺から遺跡が発掘されたとか。
いろいろ逸話に事欠かない海域だが、いずれも私有地の別荘(?)を通る以外は陸路で行ける道はないので、近くの海岸から海を回り込んでアプローチしつつ、この周辺で試しに潜ってみる。

地上のダイナミックさとは対照的に、海中は意外に遠浅だが、釣りのメッカともあって魚影は濃い。(すぐ逃げるので写真には撮れなかったが)

さて、本題の三日月の大洞の入り口へ。

自然物とは思えないほど巨大。FishEyeでようやく全貌が入る。

上陸して探検してみるが、意外と奥行きはなくすぐに行き止まり。

大洞から外界を臨む。

周辺を探索してみると、大洞の裏側に海触洞を発見。

早速入ってみる。奥の方は大洞に通じているようだ。

遠国島近景。
遺跡があるという天辺への登頂ルートを探ってみるが自分の実力ではちょっと無理そう。慣れた岩屋さんなら行けると思う。

タライ岬を回って遠泳しようとも考えたが、外海は結構ウネっていたので今回は断念しました。