群馬の北限のドンツキにあるダム湖。
人造湖ながら景観に配慮して建築したらしく天然湖のようなフォトジェニックな湖です。
特筆すべきは、下流にある四万湖もそうだが、ここは摩周湖かと思うほど透き通った蒼すぎる水の色です。
おそらく鉱物系の色だと思われますが。
ここで多くのカメラマンが撮る写真が湖に一列に生えた木を入れたこんな構図。ここだけでもおそらく時間帯や季節によって色合いが変わって飽きなさそう。

しかしながら、もちろんこれだけでは満足できないので、水辺に下りてみます。
この湖、立ち入り禁止柵のあるダム保守用ルートと写真的にあまり面白くなさそうな水辺公園を除けば、摩周湖と同じでほぼ全周崖に囲まれているので湖面に下りるのは困難に見える。
が、実は何箇所か下りることができるルートがあることを事前に下見して確認しています。
まずは先ほどの一列木の正面。三角点の保守用に不明瞭なトレースができているのでそれに沿って下りる。湖畔に植生が多くて写りこんでしまうが、やは蒼い。


もう一箇所、ひっそりとした入り江の奥。個人的にはこちらの場所の方がフォトジェニックなのでお気に入り。
近くで見ると尚更尋常ではない蒼さと透明度が分かる。

水の蒼さと新緑を絡めて。


紅葉の時期に来てもよいかもしれません。