晩秋の庄内地方へ・鳥海山の湧水編 | Nature | Photography | Music | Art

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庄内平野と聞いて思い浮かぶものといえば「水」、その源流のひとつが鳥海山です。

富士山と同じく、その山麓には各所に湧水が溢れており、蒼色フェチとしては以前から撮影してみたいと思っていたわけです。

その中で撮影向きな遊佐町にある「丸池様」と「牛渡川」を散策してきました。 (双方は同じ場所なわけですが)

「丸池様」…神社の境内にあってかなり神聖な場所のようで、場所が分かりにくく、たどり着くのに苦労しました。

青森の十二湖の青池と同様、蒼い湧き水と腐敗しない沈木が美しい池です。
青池は遊歩道と柵でガードされていますが、ここは周辺をかなり自由に歩き回れます。

この時期、紅葉と蒼のコントラストが美しいかと思っていたのですが、水面が落ち葉で埋め尽くされていた上に曇天だったこともあり、神秘的な蒼はあまり見ることができませんでした。
近所の人曰く、新緑の頃が一番美しいらしいので、次回は鳥海山登山も兼ねてその時期にリベンジしようかと。

「牛渡川」…丸池様の横を流れており、この時期大量の鮭が遡上する。清流でしか育たないバイカモが自生する。同じく曇天のためあまり蒼く撮影できませんでした。
ちなみにここに養鮭場があって、捕りたての鮭の切り身とイクラを安く売ってくれます。もちろんシーズン中だけですが。