テカポを後にして向かったのが100kmほど離れたMt. Cook国立公園、テカポ以上に是非行きたかった場所です。最も近い村からでも50km。どちらを向いても絶景しか見えない別天地です。
Mt. Cookへ向かうRoute80の入り口にあるプカキ湖。テカポ湖と同じく氷河由来の鮮やかな薄青色をしています。サザンアルプスの山々を従えて、テカポ湖より一層絶景度が増します。

Route80はずっとこんな風景。NZでも屈指の絶景ドライブロードということで、CMにも使われているみたい。
真ん中に聳え立っているのがNZ最高峰Mt. Cookです。

オフシーズンということもありすれ違う車もほとんどなく、ただただ気持ちよく50kmがあっという間です。

公園に近づくにつれて雪山が近くに迫ってくる。ひたすら圧倒されます。

公園駐車場兼キャンプ場にて。Mt. Cook村から車で数km。多くのコースがここ基点となります。
こんな風景の中でキャンプ・車中泊できます。

平地とは言えこの季節、夜は冷えます。4シーズンシュラフ持参が安全。
一人一日NZ$10、朝イチに山好きなお兄さんが徴収に回ってきます。NZの相場からすると格安。綺麗なトイレ・炊事場も完備。
キャンプ場にはシャワーはなく、数km離れたMt.Cook村内にあるシェルターにコイン式のシャワーあり。NZ$2で5分お湯が出る。
Mt. Cook村にはスーパーがないので、食材など必要なものはすべて事前に仕入れていく必要あり。 村には観光客向けのレストランもありますが、かなり割高。
Mt.Cookの一番人気コースのHooker Valley。雪山に囲まれながら3つのつり橋を経て氷河湖に至るコース。
すべてが絶景過ぎてなかなか足が進まない。

最奥の氷河湖。日本では絶対あり得ない風景。山から吹く風が寒い中、サンセットまで粘りました。

このコースの途中、以前からNZ情報をネットで収集させていただいていた、精力的にMt. Cook情報を発信されている日本人現地ガイドの方と偶然にもお会いしました。今回、Mt. Cookを訪問しようと思ったきっかけも、実はこの方の発信される写真があまりにも絶景揃いだったこともあり、思わぬ場所で感謝の意を伝えさせていただきました。
通常Mt. Cookは天気が悪いことが多いそうで、姿を見られればラッキーと聞いていましたしたが、今回はかなりの高確率で好天に恵まれたのは幸運でした。
ちなみにこれが天気の芳しくないときに撮ったMt. Cook。これはこれでドラマチックですが。

これはもうひとつの絶景コース、Sealy TarnsからみたMt. Seftonに落ちる夕日。

朝晩はいたるところで荘厳な風景が繰り広げられる。



まったく寝ている暇がありません。