二代目 QY-70 | Nature | Photography | Music | Art

Nature | Photography | Music | Art

日々好奇心の趣くまま

サイト内の写真の使用ならびに無断転用を禁じます。

たまには音楽ネタです。



これ、一般の人から見れば意味不明の機械ですが、要はこれ一台あればいつでもどこでも音楽を作れるという触れ込みでYAMAHAが出していた小型シーケンサーです。
 
とは言ってもこれを購入したのは前世紀で、かれこれ十数年使っています。最近初代の調子がよくないのでネットで状態のよい中古を見つけて二代目をゲットしました。

これでまだしばらくはこの機械を使い続けられそうです。(これの上位機種のQY100は現役でまだ販売されていますが、そこまでの機能は必要ないので。)

前世紀の製品なので、今では当たり前のUSBやメモリカードも使えず不便な点もありますが…

多様な機能が備わっていますが、これを使い続けている用途はただひとつだけ、単純にピアノで弾いた内容をそっくり全部MIDIで記録するためです。

要は曲のアイデアが急に浮かんだ時や脈絡もなく弾いている時に何か発見したり、レコーディングするためにいちいちPCを立ち上げていてはその間に忘れてしまうので、スイッチを入れたらすぐに記録できる専用機が必要なわけです。 

そういう意味ではポメラの音楽版と言えるかもしれません。

非常に単純な用途ですが、こういうことができるコンパクトな専用機は世の中にあまりないのが実情です。

おそらくまだ当分はこの前世紀の機械を使い続けていくことになりそうです。

実は自作動画に付けているピアノ曲もほとんどは最初はこれでレコーディングしています。

ついでながら、下がメインで使っているピアノです。



これもかなり年代モノで、YAMAHA DGP1・通称グランタッチ。弦がない以外はグランドピアノと同じメカニズムを持っているため、グランドピアノとほぼ同じタッチで弾く事ができるスグレモノです。
本物のピアノは家に置けないが、タッチに関しては妥協したくなかったので、十数年前に\50万ほどで思い切って購入したものを後生大事に使っており、自作のほとんどの曲もこれで作っています。

なんだか音楽に関しては、本当に使えるハードウェアは一昔前の方が充実していたような気がします。