【最近の80年代ドラマ】『あぶない刑事』『ナイトライダー』『スケバン刑事』など | 後追い80's

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80年代カルチャー発掘備忘録

 

1週間が瞬きするより早く過ぎていきます。

 

最近の80年代TV生活が多忙すぎて目が回りそうな毎日です。

 

これまで同様、月曜日に『ナイトライダー』、水曜日とどこかの空いた曜日で『特攻野郎Aチーム』(週に2話放送されるので)、土曜日は『スケバン刑事』・・・と観ながらも、週1で『魔神英雄伝ワタル』と『装甲騎兵ボトムズ』も観始め、そこに『あぶない刑事』まで加わったものだから、さあ大変(笑)

 

しかも、あぶ刑事は月曜から金曜まで毎日1話ずつ放送されるので、こちらも週1ペースではなく、可能な限り毎日観るようにしている事もあり、てんてこ舞いのハードスケジュールなのです。

 

現在13話まで放送されたところで、何とか必死で食らいつこうとするも10話まで観るだけで精一杯…。

 

 

そんな状態なので、BS-TBSで週1放送されている『男女7人夏物語』(現在3話まで放送終了)は未だ手つかず状態だし、BS11で週に2話放送されている『ちょっといい姉妹』(しまいと書いてきょうだいと読みます。現在4話まで放送終了)も当分は観れそうな気配がありません。

 

なんせ、あぶ刑事だけで50話も放送が予定されているので、嬉しいことにまだまだ続きますからね。

 

『ちょっといい姉妹』は81年から82年にかけてTBSで放送されていたホームドラマらしいです。

 

CMカットの編集をする際にちらっと見た限りでは、凄くほのぼのした雰囲気の昭和のホームドラマという印象でした。

 

こういったホームドラマの魅力は、当時の風俗が分かるところなんですよね(風俗と言ってもスケベな意味の方ではありませんのでお間違いなきようw)。

 

 

  あぶない刑事

 

ブログの過去記事を調べてみたら、2016年頃に観ていたことが確認できました。

 

10話ちょっと辺りまで観た記憶だけ何となく残ってはいるも、いざ観返してみると気持ちいいぐらいにまるで内容を覚えていない(笑)

 

たったの8年前なのに、こうまで綺麗に覚えていないとショックを通り越してホラーの領域に入ってきます。

 

昨日、第9話を観て、木の実ナナさん演じる交通課の課長が悪い奴らから追われている男の子を連れて遊園地に逃げ込んだ場面で、ようやく観たような記憶が初めて蘇ってきてちょっとだけホッとしました。

 

たかが8年前の記憶がこんなにも残っていない原因を考えてみたところ……

 

①ノートPCの粗い画質で観ていたから。しかも腰を落ち着けて観ていた感じではなく、ちょっとした空き時間にクルマの中でちょくちょく小出しに観ていたせいかも

 

②当時はまだ80年代の音楽や映像作品を鑑賞する事に今ほど熱心ではなかったから

 

③中年になって記憶のページがどんどん剥がれ落ちているから

 

 

それと、当時は今ほど刺さっていなかったというのもありそうです。

 

途中で自然と観なくなった事が何よりの証拠ではないかと。

 

しかし、今回は8年前と違ってかなりハマっています。

 

やっぱりドラマや映画はちゃんと腰を落ち着けてテレビで観ないとダメだということを痛感しました(笑)

 

それに加え、8年前から現在までの間に80年代の邦画やドラマを観てきた事であぶ刑事の魅力が分かりやすくなったのと、歳を重ねたことによる好みや感性の変化も良い方向に作用している気がします。

 

この辺り、ナイトライダーの時と全く同じパターンです(奇遇にもナイトライダーを観ていたのも2016年でした)。

 

 

あぶ刑事の魅力を語ると長くなりそうで大変ですが、端的にまとめますとキャスティングの魅力は言うまでもないでしょう。

 

柴田恭兵さんと舘ひろしさんの文句なしの格好良さ、ムードメーカーとして作品に色を添える浅野温子さんと華やかさを加える木の実ナナさんの存在、安心感と笑いをもたらしてくれる中条静夫さん、掴みどころのない存在として物語をユニークにしてくれる仲村トオルさん、ねちっこい取り調べで容疑者を不気味に追い詰める通称「落としのナカさん」を演じるベンガルさんなど、本当に個々のキャラクターが活き活きと描かれている事が、本作が根強い人気を誇っている最大の理由ではないかと感じました。

 

それ以外で、個人的に強い魅力を感じたのは「音楽」ですね。

 

劇中で流れるBGMがとにかくカッコいい。

 

特に英歌詞で歌われる、いわゆる和製洋楽がたまらなく刺さるのです。

 

昨今、シティポップだ昭和歌謡だと、80年代の音楽が持て囃されていますが、確かにそれらはそれらで良い曲も多いですし嫌いではないものの、私が強烈に好きだと言う80sサウンドとはちょっとタイプが違っていて、う~ん…そこじゃないんだよなぁと微妙にモヤモヤする事もありました。

 

現代だとシティポップや昭和歌謡が当時のトレンドだったように思われている風潮すら感じる事がありますが、実際には「時代が洋楽志向だった」とあぶ刑事関連の記事にも書かれていた通り、当時は洋楽こそがトレンドの頂点に君臨していた時代だったはずなんです。

 

そこに触れる事なく80年代の音楽が語られる昨今の風潮に、あたかも史実を捻じ曲げられているかのような違和感を覚えてしまうんですよね。

 

だからこそ、あぶ刑事を観て「これだよ、これ!求めてるのはこのテイストよ!」とテンションが上がったのでしょう。

 

 

 

 

 

私がカッコいいと思う80年代のサウンドってこういうやつなんですよね。

 

シティポップみたく、しっとりまったりオシャレというよりは・・・

 

刺激的でノリが良くて都会的でスタイリッシュな感じ。

 

これこそが80年代の音楽に拘る理由なのです。

 

歌のない劇中BGMも、80年代の都会的なサウンドで心地良いですし。

 

そういった音楽を耳にしながらふと気付いたのですが、スタイリッシュなファッションに身を包んだ2人組の刑事とオシャレなBGMといえば・・・『マイアミ・バイス』なのでは!?

 

…といってもマイアミバイスはほとんど観たことがなく、ちらっと知っている程度ですが、あぶ刑事は恐らくこのドラマに影響されて作られたところがあったのではないかと何となく思ったわけです。

 

しかし、マイアミバイスは割とシリアス寄りな内容らしいので、コミカルで笑い多めのあぶ刑事はちゃんと独自のオリジナリティを確立しているのが素晴らしいとも思うわけですが。

 

コメディ映画でもそうそう笑わない私がゲラゲラ笑ってしまうぐらい、毎回面白いですからね。

 

普段はコミカルだけど、キメる所ではバシッとキメる。

 

この時代はそういう正反対の魅力を併せ持つ冴羽獠的なキャラこそが本当にカッコいい男だとされる節があったように思います。

 

舘ひろしさん演じるタカの一見渋いんだけど軽妙なところだったり、柴田恭兵さん演じるユージの飄々としていながらも熱いところなど、キャラクターに多面性があるから見ていて飽きないのではないかと。

 

ユージの軽快な身のこなしや独特の「恭兵走り」は癖になる魅力があります(笑)

 

 

あと、あぶ刑事に限らずスケバン刑事などにも言える事ですが、80年代中期の日常風景が見れるのも大きな魅力だったりします。

 

先日の回では赤いレビンが映り込みました

 

AE86か85かはちょっと見分けがつきませんでしたが、実際に80年代当時のレビンが日常風景にある映像は初めて見たので、あの頃の社会ではこんな印象だったのか…なんて思いながら興味深く眺めてしまいました。

 

 

こちらでは当時のタバコの自販機や個人経営のお店など、80年代中期の日常風景が見て取れる資料価値のある貴重な映像となっています

 

 

こちらは映画館の風景ですが、入口の看板で『トップガン』と『霊幻道士2 キョンシーの息子たち!』が確認できます

 

こちらは『ベストキッド』と『未来世紀ブラジル』ですね

 

やっぱり当時の映画館は風情があって好きだなぁ。

 

度々言っていますが、シネコンは味気なくて全然好きになれないのです。

 

 

遊園地内にあるお化け屋敷も趣があってイイですねえ

 

風景とは関係ないですが、M-65ジャケット好きな私は犯人が着用しているこのジャケットがM-65なのかが気になってしまいました

 

うわ~、あぶ刑事の話だけでとんでもない尺を取ってしまった(汗)

 

つまり、それだけハマっているという事です(←慌てて強引な締めw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ナイトライダー

 

BS松竹東急で最終シーズンが放送中です。

 

ナイト財団にRC3というニックネームで呼ばれる青年が仲間に加わり、キットはスーパー追跡モードを搭載して更にバケモノ化。

 

 

先日観た『美女とナイト2000を取り戻せ!!』という回に出てきたヒロインがタイトル負けしないほどメチャクチャ綺麗で、これまでに登場したヒロインの中でも一番の美女ではないかと思いました。

 

 

 

 

  特攻野郎Aチーム

 

BS12でシーズン3が放送中です。

 

ただ、ここから1ヶ月ほど放送が休止されるようで、何でこんな中途半端な所で放送休止するんだ!と本来ならブーイングものなんですが、私のスケジュールは少し楽になりそうなので正直ホッとしたところはあります(笑)

 

先日放送された『偽Aチーム出現』という回で、タイトル通りAチームのニセモノが出てくるのですが、その風貌だけで笑えました。

 

特に偽ハンニバルのこのパチモノ臭が絶妙すぎて(笑)

 

『頭文字D』に出てきた偽プロジェクトDを彷彿させるチープ感が最高でした。

 

 

あと、Aチームのアクションシーンは一人称視点を使う事が結構あって……

 

FPSを先取りしたようなカメラワークに思わずニヤリとしてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

  スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説

 

もうあぶ刑事でかなり尺を使ってしまったので、その上スケバン刑事まで語りだしたらこの記事が完成するのがいつになるか分からなくなるので、とりあえず今回は主題歌に関してだけ触れておきます。

 

現在、エンディング曲が南野陽子さんの歌う『悲しみモニュメント』なんですが、これが聴く度にしばらく頭から離れなくなって、脳内で何度もリピートされるほど癖になる魅力があります。

 

 

最初に聴いた時はそんなに印象に残らなかったけど、ある時点から強烈に惹かれるようになったんですよね。

 

サビに入る前の部分からサビに入った所が特に好きですね。

 

あ~、でもイントロも好きだし、間奏部分も好きだし…。

 

やっぱり全部かな(笑)

 

エンディングで流れる映像と凄くマッチしてるんですよねえ。

 

前の主題歌『なぜ?の嵐』もかなり好きだったので、本当に甲乙つけがたい。

 

スケバン刑事も本当にどれを取っても楽曲が素晴らしくて最高です。

 

そういえば、南野陽子さんが『ザ・ベストテン』に出演した回をまとめたブルーレイが6月に発売されるんですよね。

 

 

欲しいなぁ…。

 

 

 

  80年代洋画&アニメ

 

ちなみに、スケバン刑事とセットで土曜日に観ていたアニメ『北斗の拳』は現在スケジュールの多忙さから一時休止中です。

 

『魔神英雄伝ワタル』は3話まで観終わったところで、『装甲騎兵ボトムズ』はまだ1話だけしか観れていません。

 

できれば『聖戦士ダンバイン』の13話以降も話を覚えているうちに早く観たいんですが、現在のスケジュールだとカツカツ過ぎて厳しそうです。

 

Aチームが1ヶ月お休みの間いけそうだと思ったのも束の間、ここにきて更なるイベントが発生したので無理かもしれません。

 

と言いますのも、ちょっとした事情があってスカパーの2週間無料体験に申し込んだので、しばらくは映画を録画しまくる予定だからです。

 

そもそも申し込んだ動機は、以前から観てみたいと思っていた『ドラゴンスレイヤー』という映画(アメリカでは81年公開で日本では劇場公開されず86年にビデオスルーされた)をスターチャンネルが放送する事をたまたま知ったからなんですが、これ以外にも観たいと思っていた80年代洋画がわんさか放送されていまして。

 

例えば、ジョン・ヒューズ製作&脚本の『恋しくて(1987)』、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『キックボクサー(1989)』、ジョン・キューザック主演の『セイ・エニシング(1989)』、そして『ザ・フライ2(1989)』など、日本ではブルーレイが発売されていないから観る機会がないと思っていた作品だけでもこれだけ放送されるのです。

 

更に、ブルーレイにプレ値が付いていて手が出なかった『栄光の彼方に(1983)』と『ホテル・ニューハンプシャー(1984)』、DVDしか出ていない『ミクロキッズ(1989)』、ブルーレイが微妙に高い『タップス(1981)』まで放送され、スターチャンネル以外でもWOWOWプラスではいつか観たいと思っていた『ロマンシング・アドベンチャー/キングソロモンの秘宝(1985) 』も放送してくれたので、しっかりと録画させてもらいました。

 

勿論、80年代以外の映画も録画するので、ある程度は洋画にも時間を割いていく必要が出てきたわけです。

 

最近は週に1本観れるか観れないかぐらいのペースですが、最低でも週に2本は観ていきたいと思っているので、スケジュールはますますタイトになりそう…。

 

 

しかし、いつか観てみたいと思っていた80年代の洋画やドラマって、何だかんだでこうやって観る機会に恵まれる事が多くて、結構観る事ができている率が高いんですよね。

 

だから、いつか観てみたいと思い続けることが大事なような気がします。