【最近観た番組】『はみだし刑事』『さらば、銃よ』など | 後追い80's

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80年代カルチャー発掘備忘録

 

  はみだし刑事情熱系

 

最終シーズンを観終わりました。

 

最後はハッピーエンドで気持ちよく締めてくれたので、見届けることができて良かった。

 

今、『あぶない刑事』を観ていて思うのですが、柴田恭兵さんは同じ刑事役なのに全然印象が違うもんだなぁと。

 

大下勇次も高見兵吾も、それぞれに違った魅力が感じられるのが素晴らしいです。

 

 

 

  さらば、銃よ

 

全8話観終わりました。

 

最終話では舘ひろしさんがヘリから射撃するという見せ場が用意されていたので、もうこれだけで観た価値があったような気がしました(笑)

 

本作を観終わった直後から、ちょうどあぶ刑事の再放送が始まったのですが、もしあぶ刑事の方から先に観ていたら、舘さんと仲村トオルさんの違った形の共演に感慨のようなものを覚えたのだろうなと、勿体ないことをしたような気分にもなりましたね。

 

個人的に本作で印象的だったのは、チームの中で紅一点の暁真奈美を演じているLicaxxxさんでした。

 

最初に見た時は、やたら目つきが悪く見えて印象がよろしくなかったものの、第2話の段階で既に不思議な魅力を感じるようになっていました。

 

この方は俳優ではないようだけど、銃を構える姿も様になってたし、独特の色気があって良いキャスティングだと感じました。

 

 

  ベストヒットUSA 1984年タイムマシーン・スぺシャル!

 

通常は30分番組ですが、今回は1時間スペシャルで84年の洋楽シーンを特集する回でした。

 

主にヒットチャートを中心に紹介する内容で・・・マドンナ、プリンス、ティナ・ターナー、ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン(これは初めて見たかも)、ヴァン・ヘイレンの『ジャンプ』、個人的に好きなフィル・コリンズ、ケニー・ロギンスの『フットルース』、レイ・パーカーJr.の『ゴーストバスターズ』など。

 

しかし、84年の段階だとまだ「夜明け」という印象で、ドストライクなほど好みの楽曲はヒットチャートには少なく、やはり本格的に好みの楽曲が出てくるのは85年辺りからなのかなと改めて思いました。

 

それ以前の楽曲で好みの物を見つけようとしたら、ヒットチャートはあまり参考にならないので自ら情報収集しつつ発掘するしかなさそうです。

 

 

 

  撃てない銃 〜日本人エンジニア 米銃社会に生きる〜 

 

アメリカは銃社会で、銃規制するなんて現実的には到底無理そうなので、だったらテクノロジーの力で少しでも銃による死傷者を減らせないかと考えるニューヨーク市立大学の中村正人准教授の活動を追ったNHKのドキュメンタリー番組。

 

中村教授が考える「撃てない銃」とはコンピューター内蔵のスマートガンで、これを開発していく中で銃を使う側の気持ちも知っておくためにNRA(全米ライフル協会)のイベントに参加したり、自ら銃のライセンスを申し込んだりするのだが、そうやっていくうちに自分のやっている事が本当に正しいのか迷いが出てきて、一時開発を中断してしまう。

 

そこからしばらく時が経って、銃犯罪で子供を失くした人達から話を聞くことで再び開発を始める決心をする…といった内容でした。

 

今後、中村教授がこの撃てない銃の開発を続ける事でアメリカの銃社会という果てしなく大きな壁に立ち向かっていくのか気になりますが、もし私が中村教授だったらと考えると、真っ先に身の危険を感じるだろうから、そんな活動などする勇気は持てないだろうと思いました。

 

まして中村教授は妻子持ちですから、家族に危険が及ぶ可能性もあるだけに尚更です。

 

それでもこの活動をやっていくというのであれば、それは物凄い勇気だとしか言いようがありませんが、陰ながらこういう人がいてくれるから何とか世の中は回っているのだろうなとも思うわけで頑張っていただきたいですね。

 

この番組を観た直後に、ちょうどこのようなニュース記事を目にしました。

 

>「今の世の中を考えると、30年以上前にやった『ターミネーター』シリーズみたいに、銃をフェティッシュ化するのは、もういかがなものかと思う」と自省している。そのため、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、銃撃戦のシーンを10分カットしたほどである。

 

う~~ん・・・キャメロン監督のこの発言、とてもいただけないと思いました。

 

こうやってエンタメと現実を混同する発想がどんどん映画をつまらなくしているのだと思うからです。

 

まして作り手側がこんな事言っちゃダメだろう、と。

 

エンタメを自主規制するより銃規制の方を徹底してやるべきなのは明白なのに、映画やゲームの方ばかり規制しようと本質から目を背け続けるアメリカの偽善っぷりには吐き気すらします。

 

勿論、NRAや共和党の存在が銃規制を困難にしていることは分かっていますが、それでもエンタメを規制したところで何の解決にもならないのに、いつまでそういう茶番を繰り返すつもりなんだろうと、いい加減ウンザリしてくるのです。

 

キャメロン監督が面白い映画を撮れなくなった理由が伺い知れる発言でした。

 

 

 

  史上最大の作戦 ノルマンディー上陸 【映像の世紀バタフライエフェクト】

 

『プライベート・ライアン』をはじめとする戦争映画で描かれてきたノルマンディー上陸作戦を実録映像とともに掘り下げる番組。

 

プライベートライアンで描かれたオマハビーチ(通称ブラッディオマハ)の事など、既に知っているエピソードが多かったものの、最も衝撃的だったのは上陸に際して連合軍がドイツ軍の拠点を破壊するために近隣の地区全体を爆撃し、それによってフランス民間人の死者が3万5000人も出ていたことでした。

 

ちなみに、Dデイにおける連合軍の死者は4500人、負傷者は6000人となっていましたので、単純計算でも爆撃によって亡くなったフランス民間人の数は連合軍の死者の7~8倍にもなる事になります。

 

そして現在、日本は防衛費をGDP比1%から2%に上げる事を勝手に決めて、独裁政権自民党が外交努力も見せず軍拡に突き進んでいます。

 

国民は無関心ですが、日本が最前線になる可能性も出てくるだけに、ある日突然、全てが変わるなんていう事も十分あり得るきな臭い時代になってきました。

 

10年前からこうなるのは分かっていたことなのに、やっぱりこうなるのか…と無力感しかありません。

 

今の世相を見ていますと、政治に関心を持たず選挙にも行かないような民衆が戦争を止められるようにはとても思えないので、そこに絶望しています。

 

 

 

  X年後の関係者たち パワフルプロ野球

 

パワプロを掘り下げる回で、パワプロは一度もやった事が無いものの、それなりに面白い内容でした。

 

ただ、野球にもパワプロにも特に興味がない為、これといった感想もありません。

 

 

 

  サンデーモーニング

 

ほぼ毎週見ている報道番組です。

 

司会の関口宏さんが勇退し、膳場貴子さんが後任となりました。

 

番組が始まった87年当時の映像も流れて、黒髪フサフサの関口さんの若さに驚き、私が子供の頃から既に番組が存在していたことにも驚きました。

 

膳場さんに変わっても、特に違和感なくスムーズな番組進行なのはさすがです。

 
ただ、関口さんではない事に寂しさは感じますけど。