【訃報】鳥山明さんが急逝 | 後追い80's

後追い80's

80年代カルチャー発掘備忘録

 

いつもPCを起動したらまずYahooニュースを開いて、その日に特別変わった事はないか確認するのですが、今日は目を疑うようなニュースが飛び込んできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

あの鳥山明さんが68歳という若さにして急逝…。

 

この歳になると、これまで影響を受けてきた著名人の方々の訃報を受け止めなくてはならない事が日に日に増えていくばかりだという心構えはしていたつもりなんですが、それでも鳥山さんがこんなに早く亡くなるなんて想像もしていませんでした。

 

急に亡くなったと言われても、正直何も言葉が出てきません。

 

つい昨日も、今度出る一番くじはヤジロベーとピッコロ大魔王のフィギュアがイイ感じだなぁなんて呑気に思いながら見ていたばかりでした。

 

私が一番好きな時代は85~86年だと常々書いてきましたが、当時を懐かしんで思い出す時、ドラゴンボールは欠かせない思い出で、アニメのED曲『ロマンティックあげるよ』もセットになっています。

 

 

そして、鳥山さんといえばドラクエの影響も大きく、剣と魔法のファンタジーに初めて興味を持ったきっかけにもなりました。

 

小学時代は自宅にファミコンを置かせてもらえなかったので、週末に叔父の家でプレイする事しか出来ず、まともにドラクエを進める事が出来なかった為、公式ガイドブックなどを眺めながら想像の世界で冒険していました。

 

今となってはそれが凄く良い思い出になっていて、間違いなく言えることは鳥山さんのキャラデザだったからこそドラクエを好きになったという事です。

 

私は周りの子達と違って、漫画やアニメのキャラデザというものに対する選り好みが激しく、生理的に受け付けないものが多いデリケートな子供で、そんな自分が唯一100%心酔できたのが鳥山さんの画でした。

 

落書きをする際も鳥山明風の画しか描けない(勿論ド下手でしたが)ぐらいで、それだけ自分にとっては絶対的な存在だったという事なんでしょう。

 

だから、自分の人格形成において多大な影響を与えてくれた事はまず間違いないと思います。

 

幼少期から思春期という多感な時期に、リアルタイムでドラゴンボールを楽しんでこれた事は最高に恵まれていたと思いますし、自分にとって財産です。

 

それだけでも、この世代に生まれてくる事ができて幸運だったと思えるぐらいに。

 

今までありがとうございました…と感謝を伝えたい気持ちです。

 

 

しかし、昨年のKANさんもそうですが、こうした突然の訃報に直面する度に、人間なんて本当にいつ死ぬか分からないという事を痛感させられます。

 

私も40代に入ってからは、自分もいつ死んでもおかしくないという考えになってきたので、突然死んでも悔いが残らないように好きな事をたくさんやって、美味しいものをたくさん食べておこうと改めて思いました。