先程、『北斗の拳』の新たな立体化情報が飛び込んできました🔽
YouはShock!!
まずスケールが1/24というのが驚きでしたね。
1/24スケールと聞いてパッと頭に浮かぶのは自動車の模型で、そもそもフィギュアではほとんど見られないスケールだからです。
最近では1/18スケールのフィギュアなら増えつつありますが、1/24というのは新しいなと。
正直、もう北斗の拳の立体化に何かを期待する気持ちは薄れていました。
というのも、色んなメーカーからフィギュアが出るようになったのは良い事なんですが、STORMから出る1/6フィギュアにしてもシームレス素体だし、価格の割にはそれほどでもないという印象で……
超像可動にしても、可動フィギュアとしては良く出来ているけど、肩の隙間や関節のジョイント部分が目立ってしまうのと、顔の再現度も今一つだし、全体的に細身でスタイリッシュな感じが自分の中の北斗感とあまりマッチしないというか……。
これを見ていると、やっぱり北斗は無可動に限るという結論に至ったわけですが・・・
唯一欲しいと思っていたCCPも、何か会社の社長が変わったりとゴタゴタしてて全然出る気配がなかったり、今後シリーズが続くのかどうかも怪しいので手を出し辛くなったり、私自身がフィギュアEDを患ってしまったりしている間に欲しい気持ちが薄れていきました。
今年は北斗のリメイクアニメが始まるので、もしかしたらそれをきっかけに何処かのメーカーが魅力的な立体物を出してくれるかもしれない…と薄々考えたりはしたものの、そんなに欲しい気持ちも湧いてこず、まあ正直どちらでも良いかなという程度のテンションでした。
しかし、小スケールとなれば話は別です。
スケール大きめの物は迫力が出せる一方で、どうしても粗が目立ちます。
特に北斗の立体化は鬼門なので、ちょっとした欠点でも悪目立ちしがちです。
その点、小スケールならそこそこまとまった完成度であれば満足できそうなので、それなりに期待する気持ちにもなってくるといいましょうか。
ここで改めてビッグスケール寄りのフィギュアとスモールスケール寄りのフィギュアの主な特徴をまとめてみます。
【ビッグスケール】(おおよそ全高20センチ以上)
⭕メリット
- 迫力や存在感が出せる
- クオリティの高い造形や塗装が期待できる
❌デメリット
- 価格が高めになる
- 場所を取る
- 以上の理由からどうしてもそんなに多くは売れないので、ラインナップが限定され人気キャラしか商品化されないまま終わる傾向が強い
- 大きい分、ちょっとした欠点が目立ちやすく、質感も誤魔化しがきかない
- 取り扱いし辛い
【スモールスケール】(おおよそ全高15センチ以下)
⭕メリット
- 無理せず手が届く価格帯の物が多い
- 場所を取らずたくさん集められる
- 以上の理由から売れやすくなるので、主要キャラ以外も商品化されやすくなる
- 小さい分、粗が目立ちにくく、多少の欠点なら妥協できる
- 手に収まるので取り扱いしやすい
- ジオラマを作って飾るような遊びもし易い
❌デメリット
- 高いクオリティは望み辛い
- 単体では迫力に乏しく、存在感も希薄
- 大スケールほど高い質感や満足感は望めない
近年、私はフィギュアにしろミニカーにしろ、スケールが大きい物よりも小さくて出来が良い物に惹かれる傾向が強くなってきた事は少し前にも書いたばかりですが、そのような嗜好の変化もあって今回の1/24スケール化のニュースが刺さったのでしょう。
それに加え、以前から北斗の拳やキン肉マンのミニスケールフィギュアが欲しいという記事を書いてきましたが……
特にモヒカン野郎&バイク・バギーセットを1/18スケール辺りで出して欲しいという事は何度も書いてきたような気がします(笑)
そういった理由もあって、このニュースの続報が凄く気になってしまうのです。
ここに「ジオラマ展示」という表記が見られる事からも……
当初からそういった事まで想定したコンセプトで1/24スケールを選択したものと考えられるので、つまりジオラマにして遊べるようなラインナップも期待できるのではないかと思うわけです。
という事は・・・私が熱望してきた「モヒカン野郎&バイク・バギーセット」のような規格外の発想による物が商品化される可能性もゼロではないと希望が持てるわけで(笑)
売れ行きによっては、主要キャラ以外のラインナップも期待できそうな気もしますしね。
「モヒカン野郎&バイク・バギーセット」が実現しないにしても、モヒカン野郎さえ出してくれれば、他社から出ている1/24スケールのバギーと組み合わせたりできそうですし(笑)
(「1/24スケール バギー」でググってみたら割と良さげな物を発見w)
ちなみに、このシリーズは昨年の11月頃から既に試作品の展示など情報は出ていたようで……
未塗装ですが雰囲気良さげで好印象です。
超像可動と違って、自分の中の北斗のイメージと比べても違和感ないですし。
そして、よく見ると「シリーズ化!」とあるんですよね。
つまり、多数のキャラを立体化することを予め想定していると見て間違いないでしょう。
写真にハート様も含まれているのが非常に気になります(笑)
なんせ私は主要キャラよりもハート様のようなネタキャラの方が遥かに購買意欲を掻き立てられるタチなので(笑)
「デカいババア」とか、このブログで最も定番ネタ化している「汚物消毒男」とか(笑)
そういった奴らをこの大きさの可動フィギュアとして手に入れることができたら、どんなに最高だろうか…と想像してしまいます。
乱暴な言い方をしてしまうと、正直デカいフィギュアはもうどうでもいいんです(笑)
北斗の拳もキン肉マンも、これぐらいのサイズでたくさんのキャラを並べて飾りたいわけですよ。
そう考えると、これは久々にフィギュアに関する胸躍るようなニュースが飛び込んできたのかもしれません。
ちなみに、このDIGというメーカーがどういう物を作っているのかチェックしてみたのですが……
『龍が如く』と『釣りキチ三平』のフィギュアですが、印象は悪くありません。
これなら北斗も期待できそうかなという感じです。
ただ、これらのフィギュアは1/24スケールよりも大きめなので、1/24という未知の領域ではどのような完成度になるのか予想がつかないので(特に塗装面)、軽はずみな期待もしないようにしています。
欲を言えば、1/24ではなく1/18ぐらいが理想ではあったんですけどね。
とりあえず、最新情報がホビージャパンの3月号に掲載されるとのことなのでチェックする予定です。
余談ですが、BSで昨年末から今年にかけて全4回放送された北斗の拳の原画展を紹介する番組も、当然のように全て録画保存していたりします(笑)